【名古屋市千種区本山の整体・マッサージ テソラ治療院】
足の裏が痛くなる症状は、いくつかあります。
『中足骨骨頭痛』は、そのなかの一つで、足の指の付け根あたりに痛みが出ます。
この痛みの原因や、セルフケアの方法などをまとめてみました。
原因は『横アーチ』の低下
足の裏の痛みということで、『足底筋膜炎』じゃないかと間違う方もいらっしゃいます。
ですが、足底筋膜炎とは、痛みがおこる原因が違いますし、対処の仕方も異なります。
足の裏の痛み(足底筋膜炎) 原因&セルフマッサージ の記事はこちら
この痛みの原因は、ズバリ、横アーチの低下です。
横アーチってなに?
横アーチってなに?っていう方のために、簡単に説明しますね。
足にはアーチが3本あります。
一番有名なのが『内側縦アーチ』
つまり、土踏まずです。
これは親指側~踵にむかってのアーチです。
同様に、『外側縦アーチ』というのもあります。
これは、小指側~踵に向かってのアーチ。
(土踏まずよりも低いので、あまり認識されていませんが)
もう一つが、今回のポイントになる『横アーチ』です。
これは、上の図の赤いところにあります。
親指~小指に向かって、横にアーチが存在しています。
アーチが低下する誘因とは
これらのアーチは、普段履いている靴や、年齢、遺伝などの影響をうけて低下してくることがあります。
そして、そのアーチの低下が、痛みにつながります。
また、普段はアーチが低下していない方でも、ウルトラマラソンなど長距離を走ることで、低下がみられることもあります。
100キロを走るようなウルトラマラソンなどでは、足にかかる衝撃・負担が通常では考えられないものです。
そのため、アーチを作っている足の靭帯が緩んできて、アーチの低下が起こることもあります。
アーチがあることで、歩いたり、走った時の衝撃を逃がしてくれています。
ですが、アーチの低下はその機能が弱くなります。
それによって、足に負担がかかり、痛みにつながります。
おすすめのテーピング方法
足の裏に痛みがでたら、テーピングをして、アーチを補強することが大切です。
テーピングの方法をご紹介しますね。
その名も『8の字テーピング』
使うのはキネシオテープというテーピング。
伸縮性のあるものであれば、他のものでも構いません。
①足の甲の親指側から小指側に向かって引っ張ります。
②写真のように、小指側から親指に向かって引っ張ります。
③足の甲を小指側を通り、かかとの内側へ向かいます。
④かかとの内側から外側へまわり、親指に向かいます。
⑤足の甲の小指までくれば、ハサミで切って完成です!!
足の裏で『8の字』になっていれば成功です。
これでアーチの補助になります。
動画では、親指からの巻き方を紹介しています。
どっちなの?と思いますよね。
外反母趾が強い方は親指からスタート
内反小趾が強い方は小指からスタート
と思ってください。
ぜひ、参考にしてみてください。