『息がうまく吸えない』

症例・症状首・肩背中・腰

 

 

一日中時間に追われ、職場でも家庭でもストレスだらけの方って多いですね。

 

そんな方は要注意!!

 

こういう人は、交感神経と副交感神経の切り替えがうまくできず常に緊張状態を強いられているので、様々な症状がでてきやすくなります。

 

頭痛や不眠やめまいや耳鳴りなどなど。

 

そのなかには、『息がうまく吸えない』というのもあります。

 

 

『深呼吸ができないあなたへ』の記事はこちら

 

 

先日も患者さんから、『夜9時頃になると、急に息がうまく吸えなくなるんです。苦しくなって救急車呼ぼうかと思うくらい・・・。今夜もそうなるのかと思うと、夜になるのが怖いんです。』という相談を受けました。

 

 

どうやら最近職場で部署がかわったりして、覚えることも多かったり、今まで以上の忙しさと緊張感のようです。

 

 

仕事中も、気が付くと息を止めていることがあったそうです(>_<)

 

 

 

 

 

この対策とは、ずばり『息を吐くことに集中する』です。

 

 

呼吸は、息を吸うときに交感神経優位になり、息を吐くときに副交感神経優位となります

 

 

この方のようにずっと緊張状態にある方の場合、ゆっくり息を吐くことで、副交感神経優位のリラックスした状態に切り替えることができます。

 

 

また、夜の『うまく息が吸えなくなった』時も、焦らず、まずはゆっくり息を吐くことです。

 

 

 

 

 

息は肺から空気を出すことで、吸う準備ができます。

 

 

吸おう吸おうと焦っても、肺に空気が入っていてはそれ以上吸うことはできません。

 

 

 

 

 

これらのことを意識して、実践してもらいました。

 

 

それからは、ちょっと息がつまっても慌てることもなくなり、息が吸えないと感じること自体がなくなったようです。

 

 

ちょっとしたことですが、とっても大事なことです。

 

 

 

 

 

あと、呼吸のポイントですが、『吸ったときの倍の時間をかけて吐く』です。

 

 

ぜひ、試してみてください!

 

深い呼吸ができないあなたへ