更年期障害~自律神経失調症の症状と似てるのはなぜ?~  

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更年期障害について。

 

症状としては、 ほてりやのぼせ、イライラしたり、頭痛がしたり、肩こり、

めまいなどの不定愁訴がありますよね。

 

じつは、これって『自律神経失調症 』の症状でもあるんです。

 

 自律神経』って、良く耳にしますが、なんだかよくわからないですよね。

 

自律神経は自分の意志とは関係なく生命の維持に関して自律的に働く神経のことを

いいます。

 

 

たとえば、

『寒かったら鳥肌が立って、体の熱を逃がさないようにする 』

『暑かったら、汗をかいて体温を下げる』

 『運動すれば、心臓の拍動を早くしたり、食事をしたら胃や腸が活発に働く』

 などなどです。

 

 自立神経失調症っていうのは、体中にあるこの自律神経が 

全体としてバランスを崩している状態のことです。

 

 

『寒いのに、のぼせて汗がでる』

『暑いのに体が冷える』などが典型です。

 

 

ここまでいかなくても、ストレスからくる肩こりやめまい、不眠などは

多くの方に経験があるはずです。

 

 

 ではなぜ、更年期障害と自律神経失調症の症状が同じなのでしょう?

 

 

 それは、自律神経に指令を出すところ(中枢)と女性ホルモンを分泌するように

指令を出すところ(中枢)が、脳の視床下部っていう同じ場所だからです。

 

 

更年期になって女性ホルモンの分泌量が減ると、『もっといっぱい出せ~!』と、

視床下部から命令が出されますが、そうはいっても分泌量は増えません・・・。

 

そうした混乱が、同じ場所にある自律神経の乱れにつながります。

 

 

 

逆の場合もあり、仕事や人間関係でストレスがあると、自律神経の中枢の乱れの影響で、月経不順になったりします

 

 

 

どうでしょうか。

少しお分かりいただけたでしょうか。