更年期障害といえば、ホットフラッシュといわれるほてりやのぼせ、発汗、冷え・・・・などの症状が特徴的ですね。
これは女性ホルモンが分泌しなくなることでおこる体の不調です。
いまでは一般的になった、この更年期障害。
どうやら、長生きするようになったことが原因のようです。
昔は30歳前後だった平均寿命が、今や日本は80歳を超えるようになっています。
ですが、個々の臓器にはそれぞれの寿命があり、女性ホルモンを分泌している卵巣の寿命はほぼ50年。
女性ホルモンは生殖器官だけでなく、多くの臓器に働いているため、ホルモンが分泌しなくなる50歳前後になると、いろいろと不調が出てくるようになります。
(実際には30代後半から50代後半とかなり個人差がありますが)
更年期障害は、先ほどの症状以外にも疲労感、動悸、息切れ、頭が重い、肩こりなどの症状もおこります。
いわゆる不定愁訴です。
これらの症状があって、検査しても異常がなければ更年期障害と診断されることが多いようです。