今日は、坐骨神経痛について。
坐骨神経痛の症状は、おしり~下肢にシビレや痛みとして現れます。
原因や状態によって、治療方法は異なります。
まず、急性期なのか、慢性期なのかの見極めが大切です。
これは、ぎっくり腰のときと同じですね。
腰痛も強く出ているような症状や、脚を少し動かすとシビレや痛みが強くなる場合は急性期です。
この場合は、患部(特に腰)を冷やしてください。
炎症を抑えることが最優先です。
温めたり、痛みをガマンして動いたりすると、悪化します。
急性期が落ち着いてきたり、もともと炎症が無さそうな場合は、コリをほぐしていきます。
この時、ポイントになるのが、『おしり』の筋肉です。
硬くなったこれらの筋肉がほぐれてくれば、坐骨神経の症状も和らいできます。
それは、この筋肉の奥を神経が通っており、筋肉が硬くなるとその神経に悪さをするからです。
長い時間の座り仕事(パソコンや運転など)は、おしりの筋肉を硬くする要因になります。
座りっぱなしが続いたら、少し歩くといいですよ!