大人になってからのバレエ 注意点とは

症例・症状ブログ

名古屋市本山の整体・マッサージのテソラ治療院です。

今回は、大人になってから始めるバレエの注意点についてのお話です。

 

最近は、大人になってからバレエのレッスンに通い始めるという方も少なくありません。

バレエスタジオでも、大人の初心者大歓迎!というところもあります。

少子化になったことや、バレエスタジオが増えたことなども影響しているかもしれませんね。

 

でも、大人になってから始める場合、注意しなければならないポイントがあります。

それを無視すると、せっかく始めたのに、身体を壊してしまうことになります。

(ちなみに、これは、バレエに限らずどのスポーツにも言えることですが。)

 

そのポイントとは、【自分の関節の柔軟性の範囲内で動かす】です。

 

先生や周りの生徒さんを意識してしまい、ついつい頑張ってしまいます。

見栄を張ろうとしちゃうんです。

でも、これが身体を壊す原因となります。

 

バレエで特徴的なのは、なんといってもこのポーズ。

このポジションをとるために大切なのは股関節です。

ちょっと専門的に言うと股関節の外旋です

 

しかし、この股関節の柔軟性には、個人差があります。

簡単に外に開く人もいれば、どんなに頑張ってもあるところ以上は開かないという人も。

子どもの頃は柔軟性があった方でも、年齢とともに硬くなっていることもあります。

 

あなたはどうでしょうか。

まずは、自分の股関節の柔軟性を知るところから始めましょう。

 

股関節は開かないのに、つま先を外に向けようとすると最悪です。

無理やりやるため、膝を捻ることになります。

 

これが膝を痛める原因です。

 

ケガをしないために大切なのは、【つま先の向きを意識しすぎない】ということです。

いかに【股関節から開く】を意識できるかです。

 

 

先日来院された方は60代の女性もそうでした。

 

1年ほど前からバレエを始められたようで、最近バーレッスンがスタートしました。

それから膝に痛みが出るようになりました。

 

バレエの先生も熱心に教えてくれるみたいで、それに応えようと無理やりつま先を外側に向けて、頑張っているようです。

先生も良かれと思って指導してくれていますが、完全にアウトです。

 

これからバレエを始める方や、最近膝が痛いな~と感じている方は、ぜひ肝に銘じてくださいね。

下記の記事も参考にしてください。

 

バレエ 膝に痛みがでる原因