名古屋市千種区本山の整体・マッサージのテソラ治療院です。
今回は、【車を運転すると、首が痛くなってくる】という症状について解説します。
長く運転をした後に首が痛くなるという方はもちろんですが、運転とは関係なく首が痛くなるんだよ~っていう方も要チェックです。
その首の痛み、実は運転が影響しているかもしれません。
運転で首が痛くなる人の特徴
運転をしていて首が痛くなる人には、いくつかの特徴があります。
それぞれみていきましょう。
①運転が苦手
ついついハンドルを持つ手に力が入ってしまう方がいます。
免許を取って間もない方や、普段あまり乗らない方に多いですね。
高速道路になると、途端に肩に力が入ってしまう方も。
緊張した状態で運転すると、肩から首の筋肉(僧帽筋など)に力が入ってしまします。
30分運転すると、腕だけでなく肩や首にも30分間力が入りっぱなしです。
これでは、肩や首の筋肉も悲鳴を上げてしまいます。
これが痛みの原因の一つです。
②ハンドルを持つとき肘が伸びている
ハンドルを握っているとき、肘は軽く曲がっているくらいが正解です。
教習所で習っていたころは、そうだったはずです。
それが、だんだんと自分流に変わってきます。
ついつい片手で運転したり、ハンドルを持つとき肘が伸びた状態になっていたり。
これらの原因に、運転席のシートの位置が関係しています。
本来の理想の位置より後ろに下がってくると、ハンドルを握る腕を伸ばすことになります。
このポジションが続くと、肩甲骨の周辺の筋肉が引っ張られた状態になります。
この姿勢で数十分運転していると、肩甲骨周辺の筋肉はカチカチになってきます。
肩甲骨周辺の筋肉は、首の動きにおおいに関係しています。
これが、首の痛みにつながります。
その原因と対策について
①のケースの場合、いかに緊張や力みを無くすか重要です。
性格にもよるので、すぐに改善というわけにはいかないことがおおいですが。
しかし、②のケースは対策が可能です。
まず、シートの位置を数センチ前にずらしてください。
目安は、ハンドルを持ったときに、肘が軽く曲がっている状態です。
そして、力まず持てていることです。
シートが前に行き過ぎるのも運転しづらいので、その辺はご自身で調節してみてください。