【名古屋市千種区本山の整体・マッサージ テソラ治療院】
バレエをしていておこりやすいケガの一つに『アキレス腱の痛み』があります。
柔軟性があるはずのバレエリーナが、どうしてアキレス腱のトラブルを起こすのでしょう。
その原因は、バレエ特有の足の使い方にあります。
バレリーナは、もちろん高い柔軟性が求められます。
そのため、がんばってストレッチもしています。
でも、求められる柔軟性には、偏りがあります。
これが問題!
バレエで求められる柔軟性は、つま先が下に向く【底屈】という動きです。
つま先立ちをして、足をきれいにみせたいので、いかに指先までがきれいに伸びているかが大切になってきます。
一方で、足首を反らせる動き【背屈】は、重要視されていません。
だから、多くのバレエリーナは、底屈が得意で、背屈が苦手。
つま先立ち(底屈)では、ふくらはぎの筋肉が縮むことになります。
その動作ばかり繰り返しているので、だんだんふくらはぎの柔軟性が失われていきます。
縮みっぱなしで、伸びなくなります。
ふくらはぎの筋肉はアキレス腱につながり、踵の骨にくっついています。
だから、ふくらはぎが硬いということは、アキレス腱も引っ張られて硬くなります。
ジャンプの着地などでは、ふくらはぎやアキレス腱にもテンションがかかります。
そこに柔軟性があればいいのですが、柔軟性が無くなっているため、衝撃に耐えられず、痛みをだすことになります。
どうですか。
ご理解いただけたでしょうか。
では、痛みを出さないためには、どうすればいいかというと
ズバリ!
【アキレス腱のストレッチ】です!
ふくらはぎ~アキレス腱の柔軟性を高めておけば、アキレス腱を痛めにくくなります。
ふくらはぎ~アキレス腱のストレッチの方法はいくつかあります。
効果的にストレッチするための道具もあります。
例えば、こちら。
こんなふうに使います。
毎日やれば、必ず柔軟性が出てきます。
バレエをきれいに踊るためだけじゃなく、ケガをしないためのストレッチもとっても大切!!
ちなみに、バレエのケガで多い、【ふくらはぎの肉離れ】も、これで予防できますよ。
ぜひ、取り入れてみてください。