『おしりの外側が痛い』という症状について。
本当の原因についてもまとめてみました。
硬い筋肉をマッサージするだけではダメ
おしりの外側には筋肉がいくつもあります。
(中殿筋・小殿筋・大腿筋膜張筋です。)
そのいづれかの筋肉がガッチガチに硬くなると、おしりの外側に痛みを感じるようになります。
痛みまではいかなくても、『硬いな~』と自覚したり、筋肉が張っている感覚が出ることもあります。
その場合、一般的には、『そのお尻の硬さをほぐそう』ということになりますね。
自分でマッサージやストレッチしてみたり、マッサージや整体に行ってほぐしてもらったり。
でも、いくらマッサージしても、なかなか緩まなかったり、その時ほぐれたとしても、またしばらくすると硬くなってきます。
実感している方も多いはず。
なんでや~!!って思いますよね。
これ、ちゃんと原因があるんです。
では、そもそも硬くなる原因が何なのかを考えてみましょう。
おしりの筋肉が硬くなる原因とは
お尻の外側の筋肉が硬くなる原因は・・・
ズバリ言うと、立ち方です!
立って、一緒に確認してみましょう。
①まず、足を肩幅くらいに開いて立ちましょう。
②ズボンのポケットあたりに手を置きます。
今は、筋肉は柔らかいはずです。
これは、筋肉が緩んでいる状態です。
③当てた手はそのままで、休めの姿勢をします。
すると、体重がのった側の筋肉が硬くなるのがわかると思います。
④今度は反対側もやってみましょう。
同じように、休めの姿勢をして、筋肉が硬くなるのを感じてください。
これは、どういうことかというと、
休めをする側のおしりの外側の筋肉は、硬くなります!!
普段、こういう立ち方をする人は、要注意!!
電車の中や、レジで並んでいる時、たばこを吸っている時、などなど。
休めの姿勢が、あなたのお尻の筋肉を硬くしています。
負担のかからない正しい立ち方
では、今度は、負担のかからない立ち方について、みていきましょう。
ポイントは、お尻の筋肉を硬くしない立ち方。
それには、肩幅以上、足を開いて立つことが大切です。
では、また、やってみましょう。
①肩幅、もしくは肩幅よりも少し足幅を広げて立ってみてください。
そして、先ほどのように、お尻の外側に手を当ててみてください。
筋肉は柔らかいはずです。
②今度は、足をくっつけて立ちます。
すると、お尻の筋肉は硬くなっていませんか。
そうなんです。
一見、行儀が良さそうに見える、足をくっつけての立ち方は、お尻の筋肉を硬くしてしまいます。
まとめ
休めの姿勢で立つと、お尻の筋肉は硬くなります。
そして、足を閉じて立つのも、お尻の筋肉を硬くします。
一番いいのは、足は肩幅か、それより少し広め。
普段の立ち方から見直しましょう!!