筋トレで肩が痛くなる原因

症例・症状ブログ

名古屋市千種区本山の指圧・整体のテソラ治療院です。

 

筋トレをしたことをきっかけに、肩が痛くなることがあります。

多くの場合、筋トレをした後のケアがうまくいっていないことが原因です。

 

しかし、両肩を同時に痛めることは少なく、左右どちらかを痛めることがほとんどです。

両方同じように鍛えているはずなのにどうして片側ケガをしてしまうのか。

 

このことについて解説します。

 

例えば、チェストプレスというマシントレーニングをしているとします。

このマシンは、大胸筋をメインに鍛えるためのものです。

 

チェストプレスに限らず、どのマシンにおいても左右対称の動きをすることを前提に考えられています。

でも、実際の身体は違います。

ほとんどの方の身体は、日常の使い方の癖によって、左右が非対称になっています。

かばんの持ち方や、座っている時の姿勢などの積み重ねの結果です。

 

その非対称の身体でマシントレーニングをすると、トレーニング時のフォームも左右非対称になります。

チェストプレスでは、肘の角度に注目すると左右の違いを実感できるはずです。

 

フォームが左右非対称になると、使う筋肉も左右で違ってきます。

片側により強い負荷がかかったり、大胸筋以外の筋肉(例えば前鋸筋や三角筋など)への負荷が強くなったり。

 

本人は正しく動かしていると信じ、一生懸命トレーニングしています。

しかし、トレーニングをすればするほど、片側への負荷はどんどん強くなり、左右の差は広がるばかりです。

その結果、負荷が大きかった側の肩が悲鳴を上げ、ケガにつながります。

 

どうでしょうか。

イメージできたのではないでしょうか。

 

このようなケガを防ぐ方法はいくつかあります。

1つ目は、【正しいフォームを覚える】です。

これがとっても大切です。

 

最近では、パーソナルトレーニングに通う方も増えてきました。

パーソナルトレーナーに見てもらう目的の一つはこれです。

通い続けることは難しくても、トレーニングのフォームを覚えるまで通ってみるのはどうでしょうか。

 

残念ながら、パーソナルトレーナーの力量にはかなりの差があります。

あなたの身体の癖を見抜き、適切なアドバイスをしてくるトレーナーは、実際はそう多くはありません。

これができる経験と知識が豊富なトレーナーを見つけてください。

 

2つ目は、弱い方に合わせる】です。

ほとんどの方は、利き腕が強いと思います。

右利きの方は、右腕の方が力が強いでしょう。

 

チェストプレスをする際、全力で挙げようとすると、強い腕(右腕)が頑張ります。

これを続けることでケガをするのは、先ほどお伝えした通りです。

 

そうではなく、重さの設定を(弱い方の腕)左腕に合わせるのです。

 

筋トレをしていると、どんどん重いものを挙げれることに達成感を覚えるようになります。

しかし、その考えを一旦やめてください。

 

そうではなく、弱い方を鍛えることで左右差の無い身体づくりを目指しましょう。

そうすれば、ケガのリスクは格段に少なくなります。

 

3つ目は、【プロに身体のメンテナンスをしてもらう】です。

どれだけ意識をしていても、左右の違いは出てきます。

そして、セルフケアにも限界があります。

痛みが出ていればもちろんですが、身体に違和感や慢性的な疲労を感じたら、身体のケアに行ってください。

 

きちんと勉強し、技術があるところであれば、施術後に効果を実感できるはずです。

 

パーソナルトレーナー同様、いやそれ以上に整体やマッサージ師の力量もかなりの差があります。

残念ながら、ホームページだけではその力量を見抜くことはできません。

実際に受けてみて、今後もお願いするか判断するしかないですね。

 

どこに行っていいかわからないという方は、ぜひ当院にお越しください。

指圧・整体のコースで対応させていただきます。

指圧・整体