膝の痛みの原因もさまざまです。
一般的に知られているのは、骨の変形によるもの(変形性膝関節症)であったり、筋肉が硬くなることが原因となるケースだと思います。
しかし、それ以外にもあるんです。
それは、神経が原因のケース。
つまり、神経痛です。
この場合の特徴としては、膝の関節を動かさなくても痛みを感じます。
多くの膝の痛みは、立ち上がろうとしたときや、階段の昇り降り、またしゃがむ動作など、動かしたときに痛みを感じます。
これは、動作に関係する筋肉や関節に問題があるからです。
それに対して、動かしても痛みはないが、じーっと椅子に座っていると膝が痛くなるというのが、神経痛のパターン。
これは、膝までつながっている神経に負担がかかっているためにおこっています。
この神経は、伏在神経(ふくざいしんけい)という名前です。
下の図の青色の腺が、その神経です。
この神経は、鼡径部からつながっています。
その鼡径部が何らかの影響で圧迫され続けることが、伏在神経に負担をかけることになります。
具体的に言うと、例えば、座りっぱなしです。
長時間運転される方や、デスクワークで座りっぱなしの方は、要注意です。
この場合、やはり治療院や整体に行って、プロに診てもらう方がいいでしょう。
では、どこに行けばいいか?というと、この神経による膝の痛みを理解している治療院です。
残念ながら伏在神経が原因の膝痛を知らないセラピストは、たくさんいます。
そして、その場合、やはり適切な施術は難しいですね。
治療院選びの参考にしてみてください。