【名古屋市千種区本山の整体・マッサージ テソラ治療院】
四十肩・五十肩になると、肩が挙がらなくなったり、服を着る時に痛みがでたりしますよね。
そして、症状が強い時期には、夜に寝ていても痛みで目が覚めることもあります。
この夜の痛みを『夜間痛』といいます。
この『夜間痛』がある時に気を付けたほうがいいこと、やっちゃいけないことなどを解説しますね。
『炎症期』と『拘縮期』
四十肩・五十肩の痛みは、二つの時期に分けられます。
一つ目は、痛みの強い炎症期。
この時期は、肩の関節に炎症があるため、強い痛みを感じます。
夜中、寝ていても痛みで目が覚めるのもこの時期です。
これが『夜間痛』です。
もう一つは、拘縮期。
炎症が治まり、痛みも弱くなったけど、腕はまだ挙がらないという状態です。
この時期には、夜中の痛みも、なくなっていることでしょう。
夜間痛があるか、ないかで、今がどちらの時期か判断するといいでしょう。
やってはいけないこと
肩のストレッチやエクササイズ
夜間痛がある時期は、関節に炎症があります。
この時期に、ストレッチでグイグイ肩を動かしたりすると、かえって痛みが強くなったりします。
ヨガの教室に通っている方も要注意ですよ。
『えー!良かれと思ってやったのに』ってかんじですよね。
もちろん、『筋力が弱いからだ』なんて思ってエクササイズやトレーニングなんてしないでくださいね。
まさに自殺行為です(>_<)
荷物を持つ
あと、意外とやってしまっているのは、
腕を挙げなければ痛くないからといって、カバンや荷物をもったりすること。
五十肩って、肩だけの問題じゃないんです。
手や肘まわりの筋肉も、とっても関係しています。
荷物を持つことが、それらの筋肉を硬くしてしまいます。
その結果、肩の負担も増えるんです。
その時は痛みがなくても、炎症が治まりにくい原因のひとつです。
痛い側の肩を下にして寝る
痛いのに、ついついそっちを下にして寝てしまうということも。
寝るときの癖ってありますからね。
でも、これも、夜中の痛みが出やすくなります。
どうしても横向きになる時は、枕の高さを高めにして、肩の負担を減らしてください。
夜間痛がある時の施術
四十肩・五十肩の施術も、夜間痛があるのか、ないのか、で変わってきます。
夜間痛があるというのは、『急性期』です。
この時は、肩の関節の近くへの施術は、極力少なくします。
そして、炎症が治まり、夜間痛が無くなった段階で、肩の関節へのアプローチをしていきます。
夜間痛がある段階で、肩の関節へアプローチすると、肩関節への負担が大きいためです。
まとめ
夜間痛がある時は、肩に炎症があります。
この時期を、いかに抜け出すかが、四十肩・五十肩克服のポイントです。
そのためには、『やっちゃいけないこと』をしっかり守ってくださいね。