楽器の練習していたら『首に痛み』

症例・症状ブログ

先日来られた男性。

 

数年ぶりに、ギターの練習を再開されました。

ギターの練習をやり始めて数週間。

 

ある日、首が痛くて、動かなくなったようです。

湿布を貼って数日したら、痛みのピークは過ぎ、少し楽になったようです。

 

痛いのは右の首。

下を向いたり、首を回したりすると痛みが出ます。

 

姿勢を確認すると、右の肩がずいぶん下がっています。

 

ここ数日は、自分でも右肩が下がっている自覚があったようです。

 

肩の高さの左右差は、首のコリや痛みに影響します。

この状態だと、常に右の首が伸ばされた状態になっています。

ゴムがピーンと伸ばされているイメージです。

 

試しに、同じ動作をしてみてください。

右の肩を意識的に下げていると、右の首がつらくなりますよね。

 

この姿勢で数時間もすごしていたら、そりゃ痛みも出てきますよ。

 

なので施術では、肩甲骨まわりのコリをほぐし、肩の高さがそろうように施術していきます。

痛みが出ている首よりも、肩甲骨の位置がポイントです。

 

そして施術後、肩の高さの左右差がなくなりました。

首を動かしてもらっても、痛みは出ません。

 

楽器にもよりますが、ギターやバイオリン、フルートなどの演奏は、首や肩甲骨まわりの筋肉を固めます。

その状態が何時間も続くと、ある時限界がきて、痛みを感じるようになります。

 

痛みが強くなる前に、身体のメンテナンス、ケアにいらしてくださいね。

 

 

首の痛みと骨盤の関係