名古屋市千種区本山の整体・マッサージのテソラ治療院です。
今回は【立ち上がる時お尻と太ももが痛い】という症状について解説します。
長時間イスに座っていて、立ち上がる時、もしくは立ち上がって歩き始めるとお尻から太ももに痛みを感じることがあります。
この痛みは、坐骨神経痛といいます。
坐骨神経痛といっても、症状の程度は様々です。
しばらく歩いていると、いつの間にか痛みがなくなっていく場合は、まだ軽症ですね。
ひどくなると、痛みがずっと続きます。
では、原因についてみていきましょう。
座っているだけでは感じなかった痛みが、立ち上がることで感じるようになった理由は、
『長時間座っていることで背骨(胸椎・腰椎)のしなやかさが低下したから』です。
普段はあまり意識しませんが、背骨も一つ一つが関節です。
その背骨の関節が、少しづつ動くことで、しなやかな動きができています。
しかし、長時間背中が丸くなった姿勢で座り続けることで、その背骨のしなやかさが失われます。
ソファーに座ったり、脚を組んだりしてりる時をイメージしてください。
背骨(胸椎・腰椎)は丸くなった状態になっています。
この姿勢を30分、1時間続けることで、身体は硬くなり背骨の動きが失われていきます。
通常、立つためには、丸まっていた背中を起こす必要があります。
背骨(胸椎・腰椎)の一つ一つが少しづつ動くことで、立ち上がることができます。
ですが、丸くなったままで関節の動きが悪くなり、本来の背骨の動きができなくなります。
治療する上でポイントとなるのは、胸椎です。
胸椎の動きが悪くなると、その分を腰椎でカバーすることになります。
すると、腰椎への負担が増え、坐骨神経痛につながります。
胸椎の動きが正しくできるようになれば、痛みもなくなるでしょう。
同じような症状でお悩みの方は、ご連絡ください。
指圧・整体のコースで対応しております。