名古屋市千種区本山の整体・マッサージ テソラ治療院です。
今回はモートン病のセルフケアについて解説します。
モートン病とは
モートン病とは、足裏の指の付け根から指先に向けておこる神経障害のことです。
主に、足の中指と薬指にシビレを伴う痛みを感じます。
ズキッとしたり、ピリピリしたり。
つま先に体重をかけた時に痛みを感じるため、日常の歩いたり走ったりする動作にも影響が出ます。
モートン病の原因はアーチの低下
モートン病の主な原因は、足のアーチの低下です。
アーチって?という方のために、足のアーチについて簡単に説明しますね。
内側縦アーチ
足の裏には、土踏まずがあります。
これを内側縦アーチといいます。
親指から踵に向かってのアーチです。
外側縦アーチ
それに対して、小指から踵に向かってのアーチを外側縦アーチといいます。
横アーチ
最後にもう一つ。
横に向かっているアーチを横アーチといいます。
横アーチがあることで、人差し指~薬指の付け根は守れています。
足のアーチには、かなり個人差があります。
生まれつきアーチが低い人もいれば、アーチが高い人もいます。
高すぎても低すぎてもあ足のトラブルにつながります。
なんでも、丁度いいのが一番。
そのなか、モートン病につながりやすいのは、アーチの低い人です。
アーチの低さは、遺伝の影響もありますし、歩き方や年齢による場合もあります。
3つのアーチはそれぞれ影響しあっています。
最終的には、横アーチが低下することで、神経を圧迫することになります。
これが、モートン病の正体です。
モートン病のセルフケア
では、痛みや神経痛が出た時のセルフケア方法をお伝えします。
今回ご紹介するのは、2つの方法です。
足の裏をマッサージ
まずは、足の裏です。
先ほどお伝えしたアーチの部分をマッサージしていきます。
やり方はとっても簡単です。一緒にやってみてください。
①少し硬めのボールを用意します。
まずは、テニスボールか軟式野球ボールなどを試してみてください。
それでは柔らかくて効かないっていう方は、もう少し固いボールがいいですね。
ゴルフボールは硬すぎるので、その場合は上にタオルを掛けるなどの調節をしてください。
②立った状態で、そのボールを踏みます。
『痛いけど気持ちいい』くらいの強さが最適です。
ボールをゴロゴロ転がすのではなく、ギューっと押しつぶすように踏み込みます。
③内側縦アーチ、外側縦アーチのあたりを入念にマッサージしてください。
指の間をマッサージ
指と指の間の水かきの部分をマッサージします。
人差し指でギュっギュッギュと押さえて下さい。
痛みのあるところを中心に丁寧にほぐします。
まとめ
アーチが低下している部分は、なかなか元には戻りません。
インソールやテーピングで、補助してあげることはできますが。
しかし、マッサージをして足の筋肉を良い状態にしておくことで、足の本来の機能は取り戻すことができます。
足の機能が戻れば、痛みやシビレの症状も改善していきます。
セルフケアで痛みをゼロにすることは難しいかもしれません。
その場合は、ぜひご連絡ください。