肩の巻き込み(巻き肩ともいう)で悩んでる方は少なくありません。
ここでは、自分でできる改善方法をまとめています。
『肩の巻きこみ』と『猫背』は違う!?
『肩の巻きこみ』と『猫背』を一緒だと思っている方が多いです。
ですが、正確にはこの二つは違います。
どう違うかというと
猫背は、背中(背骨)が丸くなった状態のこと。
肩の巻きこみは、肩の関節自体が内側に巻き込んでいる状態のことをいいます。
この二つ、実は関連していて、肩の巻きこみがあると、猫背にもなりやすいので要注意です。
巻き込みが強いと、姿勢が悪く見えたり、肩こり・首のこりにつながったり・・・。
あまりいいことありません。
肩が巻き込むのは、前後の筋肉のバランスの悪さ
肩が巻き込む理由のひとつに、肩周辺の筋肉の問題があります。
筋肉は、身体の左右だけでなく、前後のバランスも大切です。
そのバランスが崩れると、強い側にひっぱられてしまいます。
例えば、左右のバランスが崩れると、歪みにつながります。
そして、この巻き肩には、前後のバランスの崩れが関係しています。
大胸筋や上腕二頭筋など、身体の前側の筋肉が強く、背中側の筋肉が弱いと、強い前側に引っ張られてしまいます。
では、肩の巻き込みは、どうすれば改善されるのか。
それには、前後の筋肉のバランスを整える必要があります。
ひとつはトレーニング。
もう一つはストレッチです。
ここでは、ストレッチをご紹介します。
肩の巻きこみに効果的なストレッチ
肩の巻きこみを治したいという時におすすめのストレッチをご紹介します。
うつ伏せになり、片方の腕を伸ばします。
伸ばした側の肩が下になるよう、身体を捻ります。
写真では、右脚が床に着いていますが、きつい場合は床に着かなくて大丈夫です。
下になった肩から腕がストレッチされているのを感じてください。
このまま5~7回深呼吸をしてください。
反対側も同様に行ってください。
こうすることで、縮こまった前側の筋肉を伸ばしていきます。
急にがんばりすぎると、痛めることもあります。
一日一回、呼吸を止めずに続けてみてください。