日常生活を過ごすうえで、不自由なく動くためには、ある程度の筋力を必要とします。
特に脚の筋力は大切で、これが低下すると、関節の痛みや、転倒にも つながります。
では、どのくらいの筋力が必要なのでしょう。
行う動作によって、必要な筋力が異なりますので、今日は歩行について見ていきます。
歩行では、脚(特に太もも)の筋力に体重の40%が必要だと言われています。
これは、簡単にチェックできますから、皆さんもやってみてください。
テストは簡単。
『20cm位の高さのイスから、脚の力だけで立てるか?』というものです。
手を使ったり、反動をつけてはいけませんよ。
(写真のイスは、40cmです。)
これができれば、歩くために必要な筋力はあるということです。
逆に、これができなければ、転倒のリスクが出てきます。
高齢者の方では、40cmの高さのイスからでも、立てないケースがあります。
この場合は、脚の体操を積極的に取り入れることが大切です。
もちろん、無理のない範囲でですが。
高齢者の転倒は、骨折につながりやすいため、なにより予防が大事です!