賢い化粧品の選び方

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数ある化粧品の中から、肌に良いものを簡単に賢く選ぶポイントは、

肌に負担となる界面活性剤ができるだけ入っていない、または少なそうなものを選ぶことです。

 

水と油を混ぜるために使われるのが「界面活性剤」ですが、ここで一つ質問です。

 

「水に油を混ぜる」のと、

「油に水を混ぜる」のでは、

どちらが難しいと思いますか?

 

お菓子作りをイメージしてみてください。

 

ケーキを作るときなど、バターをまず柔らかく混ぜてから、そこに卵や牛乳を少しずつ入れて混ぜていきますよね。

先に卵と牛乳を入れておいて、そこにバターを入れて混ぜるのはとっても難しいことなんです。

 

つまり…

多量の油に少量の水を混ぜるのはまだ混ぜやすいのですが、

多量の水に少量の油を混ぜるのは難しいのです。

 

これを混ざるようにするのが界面活性剤なので、

多量の水に少量の油を混ぜてある化粧品というものには特に界面活性剤が沢山入っていることが多いのです。

 

でも皆さん、べたつく使用感のものよりも、

さらっとしている、ふわっとしている、透明感のあるものを好む方が多いですよね。

 

こういった化粧品を、多種類、そして毎日塗り続けることで、肌のバリア機能の破壊が進みます。

昔は敏感肌ではなかったのに、気づいたら肌が敏感になってしまって荒れるという方は、

もしかしたら多量の界面活性剤が原因の一つかもしれません。

 

以前、お肌がきれいな方の共通点に「食生活」をあげましたが、

 

(美肌のための食材はこちらの記事を参考に)

 

 

もう一つ、

お化粧品を色々つけてない、シンプルなケアをされている方の方が肌がきれいなことが多いです。

 

そういう方は、使っている化粧品の良しあしよりも、

単純に化粧品による界面活性剤などの悪い成分の影響を受けていないことが、

結果として肌を傷めずにきれいに保っているのではないかなと思います。

 

界面活性剤だけが悪者ではありませんが、

さらっとした乳液、

ふわっとしたジェル、

油分が多すぎるオイルクレンジング、

水分が多すぎるミルククレンジング、

リキッドファンデーション、クリームファンデーション、化粧下地、などの使用を

やめる、または減らすことができれば、お肌のバリア機能は回復していくのではないかと思います。

 

化粧品選びは、肌を美しく見せてくれるかどうかも大事ですが、

素肌が美しくなる化粧品を是非選んでいただきたいと思います。