スクワットで太ももの裏が張る原因|骨盤のねじれとフォームの関係

2025年12月26日 症例・症状, ブログ

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スクワットで片側だけ「ピキッ」とする違和感はなぜ起こる?|名古屋市千種区本山のテソラ治療院

自宅でスクワットを習慣にしている方から、こんな相談を受けることがあります。

「片側のすねだけ張ってくる」
「太ももの裏に違和感がある」
「左右で動きが違う気がする」

今回ご紹介するのは、まさにこうした”微妙な異変”に気づいた60代女性の症例です。
原因は筋肉の損傷ではなく、フォームのわずかなズレでした。
適切な修正で即座に解消した例を解説します。

症例紹介

山登りが趣味の60代女性。
体力アップのために自宅でスクワットを継続されています。

主なお悩みは、スクワットをするたびに右の太ももの裏の外側(大腿二頭筋付近)に「ピキッ」と張る感覚があること。
痛みではないものの、「このままではケガにつながるのでは」と不安を感じていました。

評価|筋肉ではなくフォームが原因だった

まず太ももの裏(ハムストリングス)を丁寧に触診しました。
筋肉の損傷・炎症・肉離れの所見はなく、強いこわばりもなし。
筋肉自体は正常と判断しました。

次に、普段のスクワット動作(ワイドスタンス)を再現していただくと、「今も右だけピキッとします」とのこと。
詳しく聞くと「痛みではなく、強く引き伸ばされている感じ」だとわかりました。
この時点で、筋肉への過剰なストレッチテンションが原因と推測しました。

根本原因|足の位置と骨盤のわずかなねじれ

フォームを詳しく観察すると、2つの左右差が見つかりました。

なぜ「ピキッ」が起きるのか

この”土台のズレ”がある状態でスクワットをすると、

  1. しゃがむときに右側のお尻が後ろに引きやすくなる
  2. 上半身は正面を向こうとするため、上半身と下半身にねじれが生じる
  3. 右のハムストリングスが引き伸ばされ「ピキッ」という違和感が出る

つまり、右の筋肉が悪いのではなく、フォームが右側の筋肉を引き伸ばしすぎていたのです。

フォーム修正で「ピキッ」が即消失

原因が明確になったため、以下の修正を行いました。

正しいフォームでスクワットをしていただくと、右太ももの裏の「ピキッ」が完全に消失。
患者さまも「こんな小さなズレで変わるなんて」と驚かれていました。

まとめ

スクワット中の太ももの裏の違和感は、年齢や使いすぎによるものではなく、フォームの左右差・骨盤のわずかなねじれが原因のことも多いです。
痛みが出る前に原因を特定することが大切です。

名古屋市千種区本山のテソラ治療院では、骨盤・関節の動き、姿勢・重心、トレーニングフォームのクセまで含めて総合的に評価し、正しい体の使い方を丁寧にお伝えしています。

「片側だけ違和感が出る」
「フォームに自信がない」
「ケガを予防しながら運動を続けたい」という方は、お気軽にご相談ください。

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