Contents
本記事のポイント
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✔スクワット中に片側の太ももの裏が突っ張ることがある
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✔根本原因は筋肉ではなく、フォームの左右差・骨盤のねじれ
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✔千種区・本山のテソラ治療院が、症例とともに正しいチェックポイントを解説
✅はじめに:スクワット中に片側だけ「ピキッ」とする違和感はなぜ起こる?

自宅トレーニングが一般化し、スクワットを日々の習慣にしている方は増えています。
しかし、
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片側のスネが張ってくる
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片側の太ももの裏にだけ違和感が出る
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なんとなく左右で違う動きをしている
という “微妙な異変” に気づく方も少なくありません。
名古屋市千種区・本山のテソラ治療院にも、スクワットに関するトラブルや相談を受けることが多々あります。
今回ご紹介する症例では、この「ピキッ」の正体は 筋肉の損傷ではなく、間違ったフォームによる筋肉への負担 でした。
適切な修正で即座に解消した例を、専門的視点でわかりやすく解説します。
✅症例紹介|スクワットで右太ももの裏が毎回「ピキッ」と張る(ハムストリングス外側)
今回ご紹介するのは、山登りが趣味の60代の女性。
体力アップのために、自宅でスクワットなどのトレーニングを継続されています。
主な訴え
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スクワットをすると 右の太ももの裏の外側(大腿二頭筋付近) に毎回ピキッと張る感覚
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痛みではないが“不安”
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ケガにつながるのではと心配
✅テソラ治療院での評価|筋肉ではなく“フォーム”が原因だった
まずは太ももの裏(ハムストリングス)を丁寧に触診しました。
🔍触診結果
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筋肉の損傷・炎症なし
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肉離れ所見もなし
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硬結や強いこわばりもなし
→ 筋肉自体は正常 と判断。
そこで、普段のスクワット動作(ワイドスタンス)を再現していただきました。
🔄再現した時の感覚
「今も右だけピキッとします。」
最初は、痛みを感じていらっしゃるのかと思いましたが、どうやら違いそうでした。
詳しく聞いてみると、『痛みではなく、強く引き伸ばされている感じです』と。
この時点で「過剰なストレッチテンション」が原因と推測できました。
✅根本原因は「足の位置のズレ」と「骨盤のわずかなねじれ」
フォームを専門的に観察すると、2つの明確な左右差がありました。
① 足の位置の左右差
左足が右足より 数センチ前に出ている。
② 骨盤の向きのズレ
足の位置を正しくしても、まだ少し骨盤が左が前・右が後ろへわずかにねじれている状態。
おへその向きも、正面ではなくわずかに右を向いていました。
✅なぜこれで右太ももの裏がピキッとするのか?(メカニズム解説)
この“土台のズレ”がある状態でスクワットをすると、
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1.しゃがんでいくときに、右側のお尻が後ろに引きやすい
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2.上半身は正面を向こうとするため、上半身と下半身で捻じが生じる。
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3.右ハムストリングスが引き延ばされる感じになり、人によっては「ピキッ」と感じる違和感 が出る
つまり、右の筋肉が悪いのではなく、フォームが右側の筋肉を引き伸ばしすぎていた のです。
筋肉ではなく、足の位置+骨盤の向きという“土台の問題”。
✅施術&フォーム修正で「ピキッ」が即消失
原因が明確になったため、以下の修正を行いました。
✔ 修正ポイント
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左右の足を正確に揃える
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骨盤(おへそ)を正面に向ける
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膝の向きとつま先の方向を一致させる
修正後の結果
正しいフォームでスクワットを行っていただくと…
👉 右の太ももの裏の「ピキッ」が完全に消失!
患者様も「こんな小さなズレで変わるなんて…」と驚かれていました。
✅まとめ|スクワットの違和感は“正しいフォーム”で大きく変わる
今回の症例のように、スクワット中の太ももの裏の違和感は、年齢や使い過ぎによるものではなく、フォームの左右差・骨盤のわずかなねじれ が原因のことも非常に多いです。
痛みが出る前に、まず原因を特定することが大切
名古屋市千種区・本山のテソラ治療院では、
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骨盤・関節の動き
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姿勢・重心
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トレーニングフォームの癖
まで含めて総合的に評価し、
あなた専用の「正しい身体の使い方」 を丁寧に指導しています。
【テソラ治療院にご相談ください】
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