パソコン作業をすると手首に痛み (腱鞘炎)

2024年1月29日 症例・症状, ブログ

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手首の痛みで来院された患者さまの様子

先日、60代の女性が手首の痛みを訴えて来院されました。

症状が始まったのは約2週間前。
気になるのは、痛みが出るタイミングが「パソコン作業中」に限られていたことです。
料理・洗い物・物を持つといった日常動作では、いっさい痛みが出ていませんでした。

来院時の状態を確認すると、腫れはありませんでした。
ただ、数日前に患者さま自身が手首を見たとき、痛みのある場所が少し腫れていたとのこと。
手首を捻る・力を入れるといった動きでは痛みは出ませんでしたが、痛みのある部位を少し強めに押すと、他の場所とは明らかに異なる痛みがありました。

施術の流れ|手首だけを診ない、全身のつながりを診る

まず肘まわりの筋肉にアプローチ

最初に、肘まわりの筋肉をゆるめる施術を行いました。

この筋肉は指や手首とつながっており、パソコン作業のようにキーを打ち続ける動作で疲労・硬化しやすい部位です。
実際にこの方も、触れると明らかな硬さがありました。

施術後、押したときの痛みが約半分に軽減しました。

次に肩にアプローチ

さらに肩関節まわりの筋肉にアプローチしました。

肩が緊張していると、その張りが腕・前腕・手首へと連鎖していきます。
この方の場合も、肩へのアプローチを加えることで、押していた部位の痛みがほぼ消失しました。

なぜ肘・肩へのアプローチが手首に効くのか

手首の痛みや腱鞘炎には、大きく2つのポイントがあります。

① 肘から手首の筋肉の硬さ
前腕には、指や手首を動かす複数の筋肉が走っています。
パソコン操作やスマホ、家事などで繰り返し使うことで、これらの筋肉が疲労・硬化します。
筋肉が硬くなると腱や腱鞘(腱を包む組織)にストレスが集中し、炎症が起きやすくなります。

② 肩関節まわりの緊張
肩が上がりやすい・腕全体が張りやすいという方は、その緊張が前腕・手首へと伝わり続けています。
整形外科や接骨院などでは手首の患部への電気治療や局所マッサージが中心になることも多いですが、この肩へのアプローチが抜けていると、なかなかすっきり改善しないことがあります。

今回の方は手首を動かしても痛みが出ないタイプでしたが、腱鞘炎の多くは手首に負荷がかかると痛む・特定の角度だけ痛むといった形で現れます。
いずれのケースでも、肘・肩を含めた上流のアプローチが改善のカギになります。

手首の痛みが繰り返される方へ

手首の痛みが繰り返される最大の理由は、「本当の原因が改善されていないこと」です。

名古屋市千種区本山のテソラ治療院では、姿勢・肩や肩甲骨の動き・前腕の筋肉の硬さ・背中の緊張・日常動作のクセまで丁寧に確認し、どこが手首に負担を集中させているのかを見極めたうえで施術の方針を立てていきます。

「湿布で様子を見ていたけど治らない」「何度も繰り返している」という方は、ぜひ一度ご相談ください。

手首の痛み・腱鞘炎でお悩みの方は → 手首の痛みの症状ページ

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