ずいぶん暖かくなってきましたね。
春になったし、運動をスタート、もしくは再開しようという方もいるはず。
せっかく始めた運動ですが、残念ながらケガをして辞めちゃうって方も少なくありません。
あなたがそうならないために、大事な3つのポイントをお教えします。
その3つとは、ズバリ!!
『運動強度』『頻度』『正しいフォーム』
まず『運動強度』について。
行う運動にもよりますが、身体にかける負荷のことです。
ウォーキングやジョギングなら、スピードや距離。あと上り坂や下り坂などのアップダウン。
スポーツジムのマシンなら、持ち上げる重さ。
ヨガのポーズもこれにあたります。
しばらく運動をしていなければ、前やっていた強度で始めることは危険です。
筋肉、関節がその強度に耐えられません。
何回かは物足りないくらいの軽い強度で身体を慣らしてください。
次に『頻度』。
これは、週に何回するかということ。
どれくらいの頻度かは、あなたの回復力次第です。
運動をするということは、身体に負荷をかけるということ。
その後、適した休息をとることで、身体は回復していきます。
これを繰り返すことで、徐々に筋力・体力が上がってきます。
ですが、運動のやり始めは、モチベーションがやたらと高く、週に3回も4回も頑張っちゃう人がいます。
そうすると、身体が回復する時間がとれません。
で、日に日に身体が重くなり、どこかに痛みが出てきます。
まさにオーバーワークです。
捻挫や相手との接触による外傷を除けば、ほとんどのケガはこのオーバーワークが原因です。
回復できているのか、疲労がたまってきているのかを知るための方法は、ストレッチです。
いつも気持ちよく伸びていた動作が、いつものように伸びないと感じたら、危険信号です。
自分の身体の疲労度をしるためにも、ストレッチは大事なんです。
最後3つ目は『正しいフォーム』
テニスやゴルフのスイングだけではありません。
歩くこと・走ることにもあてはまります。
ウォーキングやジョギングを始めたら、膝が痛くなったという人は要チェック!!
自覚はなくても(ない場合が多いですが・・・)、膝に負担のかかる歩き方をしてしまっています。
これには、足首や股関節の硬さなども関係しています。
また、重心がかかとより(後方荷重)になりすぎている場合も。
自分ではどうしたらいいかわからないという方は、ぜひご相談くださいね。
でも、自分でできることもあります。
普段はいている靴の裏を見てください。
靴のかかとの外側が減りやすい方。
重心がかかとよりになっている証拠です。
こういうタイプは、すねや足の裏が疲れやすくなります。
胸を張って、視線をあげて歩いてみてください。
靴のかかとの減り方に左右差がある方は、けがをするリスクが高い方です。
身体のケアをしながらの運動がおすすめです。
以上の3つを意識しながら、ケガのない身体づくりをしてください。