名古屋市千種区本山のテソラ治療院です。
胸のあたりや脇の下がズキッと痛むと、「筋肉痛かな?」と思う方が多いかもしれません。
しかし、実際には肋間神経痛による痛みのケースも少なくありません。
どちらも似たような場所に痛みが出るため、見分けがつきにくいのが特徴です。
今回は、肋間神経痛と筋肉痛の違いを分かりやすく解説します。
肋間神経痛と筋肉痛の違い

筋肉痛は、運動や負担のかかった筋肉が炎症を起こし、動かしたときに痛むのが特徴です。
痛みは数日で軽くなり、休めば自然に回復することがほとんどです。
一方、肋間神経痛は、肋骨の間を走る神経が刺激や圧迫を受けて起こる「神経の痛み」です。
痛みはピリッ、ズキッと鋭く、深呼吸・くしゃみ・笑う・体をひねるなどの動作で強まります。
また、特定の動作だけでなく、何もしていなくても痛むことがあるのが特徴です。
肋間神経痛の主な原因
肋間神経痛は、次のような要因で起こることが多いです。
-
背中や胸の筋肉の過緊張(姿勢のくずれやストレスによる)
-
胸椎や肋骨のゆがみ・可動性の低下
-
帯状疱疹後の神経炎
-
内臓(心臓・肺・胃など)の影響による関連痛
一見、筋肉の痛みに思えても、背骨や肋骨の動きの制限・神経圧迫が関係している場合があります。
こんなときは注意が必要
以下のような症状がある場合は、単なる筋肉痛ではなく肋間神経痛の可能性が高いです。
-
動かしていなくても痛む
-
息を吸う・笑う・くしゃみで痛みが走る
-
片側の肋骨に沿って痛みが広がる
-
痛みが長引く、または繰り返す
-
皮膚がピリピリする、感覚が鈍い
胸のあたりの痛みは、まれに心臓や肺などの病気が隠れていることもあります。
痛みが強い、息苦しさを伴う、発疹があるといった場合は、まず医療機関の受診をおすすめします。
まとめ
肋間神経痛と筋肉痛は、痛みの部位が似ていても「原因」も「対処法」も異なります。
繰り返す痛みや、息を吸うとズキッとくる痛みは、筋肉ではなく神経が関係しているサインです。
名古屋市千種区・本山のテソラ治療院では、肋骨まわりの筋肉や背骨、姿勢のバランスを丁寧に整え、神経への圧迫を軽減し再発を防ぐ整体を行っています。
キャリア20年の国家資格(鍼灸・あん摩マッサージ指圧師)を持つ施術者が担当し、安心して受けられる手技療法で、肋間神経痛の根本改善をサポートします。
▶ 名古屋・千種区・本山で肋間神経痛整体をお探しの方はこちら
