最近読んだ本をご紹介。
『サッカーデータ革命 ロングボールは時代遅れか』
アメリカの社会学者が書いたこの本は、主にヨーロッパの主要リーグ(プレミアリーグ、セリエA、ブンデスリーガ、リーガ・エスパニョーラetc)のサッカーを、色々なデータで検証していくといった内容。
サッカーの世界では当たり前に思われていることに、データをもとに反論や提案をしています。
小学生からずっと野球をやっていた私は、サッカーについてはほんと無知・・・。
そんな私も興味ある内容でした。
例えば、
・サッカーは基本的に運と実力が50対50のゲーム
・平均すると、コーナーキックから点が入る可能性は2.2%
(コーナーがシュートにつながる可能性は20.5%、そのシュートがシュートが成功するのは11%)
・選手は1試合当たり約11キロ走るが、ボールにタッチしボールを保持している時間は53.4秒
・チームが負けている時に、交代によって最大の効果を得るためには、1人目の交代を後半13分、2人目を後半28分、3人目を34分までに行うべき
などが、データもとに詳しく書かれています。
分析が難しいと言われていたサッカーですが、今後はますますデータによる試合運びが重要になりそうですね。
これからは、サッカーを少し違う視点からも観れそうです(^_^)
サッカーの指導者の方には、ぜひ一度読んでもらいたい本です。