パソコン作業をすると手首に痛み (腱鞘炎)

先日来院された60代の女性。

2週間ほど前から、時々、手首に痛みが出るという症状でした。

 

どういう時に痛むか伺うと、パソコン作業をしていると痛くなるということでした。

それ以外の時には、物を持とうが、料理をしようが痛みは出ていません。

 

この日、私が診た段階では、腫れはないようでした。

しかし、数日前に手首を見たら、痛みの場所が少し腫れていたようです。

 

問診をしながら、動きのチェックもしました。

 

手首を捻っても、力を入れてもらっても、痛みはないようです。

でも、痛みをかんじるあたりを、少し強めに触ると、他の場所とは違い、痛みを感じました。

 

そこで、まず肘のまわりの筋肉をゆるめてみました。

すると、痛みは半分くらいに減りました。

 

この筋肉は、指につながっている筋肉です。

手首にも関係しており、やはり硬くなっていました。

 

次は、肩にアプローチしました。

 

すると、先ほどあった、触っての痛みは、見事になくなりました。

 

今回の方は、手首を動かしたり、物を持っても痛みが出ていません。

ですが、一般的には、手首に負荷がかかると痛みを伴います。

また、特定の角度で動かしたときにだけ痛みを感じることもあります。

 

いわゆる『腱鞘炎』です。

 

こういった手首の痛みには、

 

①肘から手首までの筋肉

②肩関節周囲の筋肉

 

この2つがポイントになります。

 

整形外科や接骨院などでは、患部に電気をあてたり、局所のマッサージをすることが多いかもしれません。

しかし、患部を治療してもなかなかスッキリ治らないことも。

 

それは、2つ目のポイントである、肩へのアプローチができていないからかもしれません。

 

なかなか腱鞘炎が治らない方や、手首が痛くなる方は、Tesora(テソラ)治療院にご相談ください。

 

物を持つと手首が痛い  原因はどこか?     

 

 

 

 

 

耳鳴りの治療 マッサージが必要なわけ

耳鳴りの症状で病院を受診しても、『特に異常はない』と言われ、どうしたらいいか困っている方は多くいらっしゃいます。

そんな方の参考になるように、耳鳴り対策をまとめました。

耳鳴りの原因は

病院で診てもらったが、耳鳴りの原因が分からなかったということは、少なくありません。

そういう場合、耳鳴りの原因は、耳ではなく他にあります。

 

では、何が原因なのでしょうか。

キーワードは『過度なストレス』『睡眠不足』『首のこり』の3つです。

 

過度なストレス

生活している以上、私たちは多かれ少なかれストレスを感じています。

そのストレスも、許容量は個人差があります。

 

人によっては、ストレスがエネルギーとなって頑張れることもあります。

一方で、ストレスがダメージとしてこころと身体に影響が出やすい人もいます。

 

また、ストレスの要因もさまざまです。

日常の人間関係や、介護疲れ、親族との死別など。

 

ストレスを感じ続けると、交感神経の働きが活発になります。

神経が張り詰めた、緊張状態です。

 

その状態が一日中つづくと、夜の睡眠に影響してきます。

睡眠不足

夜、眠りにつくころには、副交感神経優位のリラックスした状態になります。

 

それが、ストレスが続き、交感神経優位の状態が続くと、夜になっても眠気がきません。

ずっと神経の張り詰めた緊張状態がとれないのです。

 

本来は、交感神経・副交感神経の両方の働きが大切です。

どちらか一方が頑張りすぎると、身体に不調が出てきます。

 

この場合は、交感神経が頑張りすぎて、心も身体もリラックスできなくなっています。

 

寝ているんだけど、何回も目が覚めちゃう

なかなか寝付けない

睡眠時間が極端に短い

 

これらが数週間つづくと、身体はまいってしまいます。

 

その結果、耳鳴りの症状が出てきます。

 

首のこり

耳鳴りの症状を訴える方は、首の筋肉が硬くなっています。

ストレスや不眠も、首の筋肉を硬くする要因です。

 

この筋肉をマッサージをしてほぐすことで、夜、寝るときにリラックスしやすくなります。

副交感神経優位の状態になるので、睡眠の質も良くなります。

 

ですから、耳鳴りの方は、首の筋肉をほぐすことが必要です。

状態によっては、背中や肩まわりの筋肉もマッサージをしてほぐす必要があります。

 

治療の考え方

耳鳴りの治療には、『首の筋肉の硬さをほぐすこと』と『睡眠を十分にとること』が大切です。

 

まずは、首の筋肉をほぐす必要があります。

それによって、副交感神経の働きも正常になり、夜ぐっすり眠れるようになります。

これは私たちに任せてください。

 

しかし、それだけではダメで、睡眠を十分にとっていただく必要があります。

 

必要な睡眠時間は個人差があるので、どのくらいというのは難しいですが、まずは6時間くらいを目安にしてはどううでしょうか。

そして時間だけでなく、入眠のタイミングも重要です。

布団に入るのも、できるだけ24時をこえないよう心がけてください。

 

 

首のコリをほぐすこと

睡眠をしっかりとること

 

この二つによって、耳鳴りの症状が改善していくと思ってください。

 

 

 

耳鳴りの治療の症例はこちら

 

薬の服用について

睡眠導入剤などを常用している方もいらっしゃると思います。

 

寝れないよりは、薬を使ってでも睡眠がとれたほうがいいと思います。

 

しかし、それと並行しながら、首のこりをほぐしていくことをおすすめします。

首や肩・背中のこりがほぐれると、その日や数日は、薬がなくても寝ることができるでしょう。

 

Tesora治療院の患者さんからも、そういった声をよくお聞きします。

 

そして、いずれは薬を飲まなくてもぐっすり眠れる日を、一緒に目指してみませんか。

 

めまいと耳鳴りの治療       

『肩の巻きこみ』に効果的なストレッチ

肩の巻き込み(巻き肩ともいう)で悩んでる方は少なくありません。

ここでは、自分でできる改善方法をまとめています。

『肩の巻きこみ』と『猫背』は違う!?

『肩の巻きこみ』と『猫背』を一緒だと思っている方が多いです。

ですが、正確にはこの二つは違います。

 

どう違うかというと

猫背は、背中(背骨)が丸くなった状態のこと。

 

肩の巻きこみは、肩の関節自体が内側に巻き込んでいる状態のことをいいます。

 

この二つ、実は関連していて、肩の巻きこみがあると、猫背にもなりやすいので要注意です。

 

巻き込みが強いと、姿勢が悪く見えたり、肩こり・首のこりにつながったり・・・。

あまりいいことありません。

 

肩が巻き込むのは、前後の筋肉のバランスの悪さ

肩が巻き込む理由のひとつに、肩周辺の筋肉の問題があります。

 

筋肉は、身体の左右だけでなく、前後のバランスも大切です。

そのバランスが崩れると、強い側にひっぱられてしまいます。

 

例えば、左右のバランスが崩れると、歪みにつながります。

 

そして、この巻き肩には、前後のバランスの崩れが関係しています。

大胸筋や上腕二頭筋など、身体の前側の筋肉が強く、背中側の筋肉が弱いと、強い前側に引っ張られてしまいます。

 

では、肩の巻き込みは、どうすれば改善されるのか。

 

それには、前後の筋肉のバランスを整える必要があります。

 

ひとつはトレーニング。

もう一つはストレッチです。

 

ここでは、ストレッチをご紹介します。

 

肩の巻きこみに効果的なストレッチ

 

肩の巻きこみを治したいという時におすすめのストレッチをご紹介します。

 

うつ伏せになり、片方の腕を伸ばします。

 

 

伸ばした側の肩が下になるよう、身体を捻ります。

写真では、右脚が床に着いていますが、きつい場合は床に着かなくて大丈夫です。

 

下になった肩から腕がストレッチされているのを感じてください。

このまま5~7回深呼吸をしてください。

 

反対側も同様に行ってください。

 

こうすることで、縮こまった前側の筋肉を伸ばしていきます。

 

急にがんばりすぎると、痛めることもあります。

一日一回、呼吸を止めずに続けてみてください。

 

 

転倒してから、肩が痛い・腕が上がらない

 

足の裏の痛み(足底筋膜炎) 原因&セルフマッサージ

【名古屋市千種区本山の整体・マッサージ テソラ治療院】

 

『足の裏の痛み』の代表的な一つが、この足底筋膜炎。

歩くと痛みが出ることが多く、なかなか治りづらい症状です。

 

でも、正しい知識と的確なケアをすれば、必ずよくなります。

 

ここで、ほんとうの原因と治療ポイント、セルフケアの方法まで解説します。

これを最後まで読んでいただければ、足底筋膜炎の痛みを、自分でも和らげることができると思います。

足底筋膜炎とは

足底筋膜炎は、足の裏の筋肉に対して、過度な負担が繰り返されたときにおこる痛みです。

その多くは写真の赤丸のあたりに出ます。

本当の原因は『歩き方』

 

よく、原因は偏平足だといわれます。

しかし、それは要因のひとつに過ぎません。

 

本当の原因、それは『歩き方』です。

 

足底筋膜炎になる方に特徴的なのは

 

 

歩く時『足の指に力が入っている』です。

この歩き方が、足の筋肉に負担をかけ、痛みを引き起こしています。

 

 

歩くときに足の指に力が入る

『歩くとき、足の指に力が入る』と、足底筋膜炎につながります。

 

本来、歩く時に足の指に力を入れる必要がありません。

ですが、指にグッと力が入ってしまう方がいます。

足の指でグッグッと地面をかむような動作です。

 

そもそも、こういう歩き方をすると、足の裏や、膝から下の筋肉が疲れやすくなります。

デパートで買い物なんかしてると、足の裏が疲れるのよ~っていう方は、この足の指に力が入っているためです。

 

 

指にグッと力が入ると、足の指の筋肉は縮もうとします。

そのタイミングで、かかとが上がると、縮もうとした足の指の筋肉が無理やり伸ばされます。

 

これが、痛める原因となります。

 

 

おすすめのセルフケア

ふくらはぎの筋肉をマッサージ

『足底筋膜だから、足裏をマッサージすればいいんでしょ』って思いがちですが、それではなかなか良くなりません。

 

足の裏とふくらはぎの筋肉は【筋膜】という組織でつながっています。

ですから、ふくらはぎの筋肉からほぐしていきましょう!!

 

 

ふくらはぎの筋肉をほぐすいい方法をご紹介します。

まず、タオルケットを丸めます。

 

それを、正座した脚の間に挟みます。

すると、体重の重みで、ふくらはぎの筋肉が圧迫されほぐれていきます。

これでは、物足りないという方には、こちらをご紹介。

 

足の甲を使って、ふくらはぎをほぐす方法です。

 

こんなふうに、足を重ねて正座をします。

すると、下になった方のアキレス腱が、しっかりほぐされます。

 

イターッ(>_<)っていう場合は、体重のかけ方で調節してくださいね。

 

足の裏のマッサージ

ふくらはぎの筋肉のマッサージができたら、いよいよ足裏のマッサージです。

足の裏は、テニスボールを使ってほぐしましょう。

 

立って、テニスボールを踏んでください。

コロコロするよりは、グーッと踏みつける感じです。

 

ちなみに、痛みのある時に、ゴルフボールでは刺激が強すぎると思います。

もしゴルフボールでやる場合は、タオルでくるむなどして、柔らかさをだしてください。

強すぎる刺激は、ゆるむどころか、返って痛めてします。

 

 

正しい歩き方をマスターしよう

せっかくマッサージをして筋肉をほぐしていても、その原因である歩き方を変えなければ、いつまでたっても良くなりません。

ぜひ、負担のない歩き方をマスターしましょう!!

 

足の指の力を抜く意識

この『指の力を抜く』というのが、意外と難しい。

ですが、これが一番大切です。

 

これを実感していただく方法をご紹介します。

写真のようにしゃがんでみてください。

すると、足の指が反りますよね。

 

歩くときにも、この状態が作れれば、指に力が入りにくくなります。

こういうことです。

 

はじめは慣れないと思いますが、やる価値はありますよ。

 

また、歩き方について詳しく知りたい方は↓の記事を参考にしてください。

 

 

足指の付け根の痛み(中足骨骨頭痛)  テーピングの方法をご紹介

靴 かかと(外側)が減りやすい人の歩き方

転倒してから、肩が痛い・腕が上がらない

名古屋市千種区本山の整体・マッサージのテソラ治療院です。

 

転んだことをきっかけに、『肩が痛くなった』とか、『腕を上げる動作ができない・痛い』ということがあります。

転んだ時に、肩を打った場合だけではありません。

手を着いた衝撃で、肩を痛めることもあります。

 

その場合の原因と対処方法をまとめてみました。

 

痛めたのが筋肉か関節か

転倒した際、手を着くことで、肩に強い衝撃が加わります。

その際、肩の筋肉や関節に負担がかかります。

 

筋肉で負担がかかる代表は、インナーマッスルといわれる棘上筋棘下筋などです。

これらは、肩の安定にとっても大切な筋肉です。

(もちろん、手の着き方や程度によっては、その他の筋肉を痛めることもあります。)

 

そして、関節を痛める場合に多いのが、肩関節関節唇の損傷です。

これは、肩の関節の安定性を高める役割や、いろんな衝撃から守ってくれるクッションの役割があります。

 

筋肉を損傷した場合

肩に強い衝撃がかかると、肩を安定する役割の筋肉にも強い力がかかります。

筋肉は、急激な強い力で引っ張られると、その反動でギュッと硬くなってしまいます。

 

一定以上の硬さになると、勝手には柔らかくなりません。

硬くなった筋肉は、腕を動かす時にも伸び縮みしてくれません。

そのため、腕を上げる時に正しく働かず、痛みを出します。

 

ちなみに、この肩にかかる力が筋肉が耐えれる以上の強さでは、筋線維がブチッと切れてしまいます。

筋肉の一部の筋線維が切れてしまうことを『部分断裂』といいます。

こうなると激痛で、炎症も強くおこります。

この場合は、まず病院に行きましょうね!

 

筋肉の部分断裂がなく、単に硬くなった状態であれば、大丈夫です。

その硬くなった筋肉を、本来の柔軟性のある状態に戻してあげれば、動くようになります。

もちろん、痛みもなくなります。

 

では、痛めやすい『棘上筋』と『棘下筋』のセルフケアについて。

 

棘上筋のマッサージ

棘上筋は、肩甲骨の上の方にあります。

(図の青いところ)

腕を上げる動作での痛みや、おろす時に腕の重みに耐えられない場合、この筋肉を痛めている可能性が高いです。

 

では、この硬くなった筋肉を、自分でケアするにはどうすればいいかというと

 

 

写真のように反対の手で、棘上筋を探します。

で、グッと指を押し込みます。

指を強く押し込んだまま、痛い側の腕を上げたり下げたり動かしてみてください。

押しているポイントがあっていれば、棘上筋もゆるみがでてくると思います。

 

とはいうものの、そのポイントを触るのは、慣れないとちょっと難しいですが・・・。

 

 

棘下筋のマッサージ

先ほどの棘上筋の少し下にあります。

(図の青いところ)

 

手を床に着くときに痛い場合には、ここをゆるめると痛みがとれたりします。

 

棘下筋のセルフマッサージも、先ほど同様、反対側の手を使います。

脇の下から手を入れ、またグッとおさえます。

そして、指で筋肉のコリコリっとした感じをとらえたら、そこがポイントです。

棘下筋の場合は、そのままコリコリがなくなるまでマッサージしてみてください。

 

 

肩関節関節唇の損傷の場合

関節を保護してくれている関節唇。

 引用;スポーツドクターSのざっくばらん

 

一定以上の力が加わると、この関節唇が傷つきます。

そうすると、一定の角度に動かしたときに、痛みが出ます。

 

その傷が大きいと、手術をすることになります。

 

まとめ

転倒したことで肩に痛みが出た時、痛めた場所がどこか、どの程度痛めているかで、対応や治るまでの期間は異なります。

 

筋肉が硬くなっただけの場合は、その筋肉をマッサージしてほぐれれば痛みはなくなります。

セルフマッサージはでは、なかなかすっきりほぐれないことも。

 

そういう場合は、信頼できる治療院に行ってください。

もちろん、Tesora治療院でもお待ちしています。

 

痛みが強い場合や、いつまで経っても良くならない場合は、病院を受診することも大切です。

 

 

 

 

むくみ 原因とメカニズムを解説

「むくみ」でお悩みの方は少なくありません。

そのせいか、テレビでもネットでも雑誌でも、いろいろな情報が出回っています。

 

基礎的な知識があるだけで、いろんな情報に振り回されなくてすみます。

 

そこで、浮腫みのメカニズムを出来るだけシンプルに解説しますね。

 

むくみってなに?

むくみの元は血液

浮腫みっていうのは、血管の外の組織に水分が溜まった状態です。

じゃ、その水分ってなんなの?って思いますよね。

この水分、正体は血液です。

血液から組織に滲み出た水分が、浮腫みになります。

 

そもそも、血管から組織に水が出るって何?って感じですよね。

漏れてんの?Σ(・□・;)って。

でも、これ普通に私たちの体内で行われていることです。

 

血管から水分が滲み出ることで、細胞にみずみずしさと栄養を届けているわけです。

これがなくなったら、干からびちゃいますから。

 

でも、この量が多すぎるっていうのが問題です。

これが、浮腫みですね。

 

では、なんで量が多くなっちゃうか。

むくみに関係する血管の特性とは

それには、血管の特性が関係しています。

 

心臓から勢いよく出た血液は、動脈→毛細血管→静脈→心臓っていう順番でグルグル循環してますよね。

この毛細血管のあたりで、血管とその外の組織とで、水のやりとりをしています。

 

やりとりですから、滲み出る一方ではありません。

ちゃんと戻っても来ています。

 

このやり取りが正常できていれば、浮腫みません。

逆に、このやり取りで、滲み出る量が多いか、戻ってくる量が少ないと浮腫みになるわけです。

 

引用;http://www.赤ちゃんようこそ.com

 

 

ここまで、どうですか。

大丈夫そうですか?

 

次いきますね。

むくみの原因は3つ

血管から組織に出て行く水の量が多くなる

心臓から勢いよく送られてくる血液は、血管の中から外へ出ようとする圧力がかかります。

ホースに小さな穴を開けて、蛇口いっぱいに捻ると、少し外に漏れますよね。

その力は、動脈で強く、静脈では弱くなります。

 

でも、心臓にトラブルがあったり、働きが悪くなると、心臓に血液が戻れなくなります。

送り出す働きが弱くなると、循環せず、滞っちゃいます。

 

ホースの出口を塞ぐと、ホースの中がパンパンになりますよね。

そして、小さな穴からも水がたくさん出るじゃないですか。

あんな感じですかね。

 

血液の中のタンパク質の量が少なくなる

先ほど書いたように、毛細血管は水のやりとりします。

ですが、タンパク質は通しません。

これが大事なポイント。

 

急にタンパク質とかなんや?っていわず、もう少しお付き合いを。

 

血管の中には『アルブミン』っていうタンパク質があります。

でも、血管の外に滲み出た水にはありません。

 

ということは、血管の中の方が、アルブミンの濃度が高いわけです。

そりゃそうだ。そもそも血管の外にはないんだから。

 

この濃度が高いと、それを薄めようと水が戻ってきます。

その作用で、一旦滲み出た水が、また血管の中に戻ってくるとういことです。

これを専門用語で、『膠質浸透圧』っていいます。

 

これが、正常の働きですが、血管のなかのタンパク質が少なくなったら、さあ大変。

タンパク質の濃度も低くなりますから、水の戻りも悪くなります。

 

滲み出た量に対して、戻る量が少なくなるので、これまた浮腫んでしまいます。

 

では、タンパク質(アルブミン)が少なくなる原因はというと

 

1:肝臓の病気や栄養失調で、アルブミンを作れない。

2:腎臓の病気で、尿にアルブミンが出て行ってしまう。

 

さっきは心臓。

今度は、肝臓と腎臓。

浮腫みといっても、そのメカニズムいろいろなんです。

 

そして、これらは、きちんと病院で見てもらいましょう!

 

リンパ管の働きが悪くなる

これは、私たちマッサージ師で対応できる部分です。

特にオイルマッサージが適しています。

 

水が滲み出る量と戻ってくる量では、滲み出る方が少し多くなっています。

組織を潤すにはそうする必要があるんです。

 

で、ちょっと溜まりすぎたなぁって時には、リンパ管が汲み出して、血管に戻してくれています。

 

「リンパを流す」とか「リンパ液」とか言われているのは、溜まった水がリンパ管に取り込まれたものをいいます。

 

身体の疲れなどが溜まると、この働きも低下します。

オイルマッサージが効果的なのは、リンパ管の詰まりをとり、組織の水をリンパ管に届けるのが得意だからです。

 

オイルマッサージでリンパの流れをよくした後、バンテージで圧迫することで、より浮腫みが取れやすくなります。

 

疲れが溜まると浮腫みになりやすい方は、オイルマッサージを試されてはいかがでしょうか。

 

 

どうですか?

浮腫みの全体像がイメージできましたか?

 

基礎知識としては、これで十分だと思います。

この知識があれば、ネットや雑誌を読んでいても、鵜呑みにすることなく、自分である程度判断できると思います。

 

参考文献   こわいもの知らずの病理学講義    仲野徹

 

 

生理前の不調にはオイルマッサージがおすすめ

生理2~10日前から起こる不調は、いわゆるPMS(月経前症候群)と言われます。

 

原因は分かっていないと言われていますが、最近の研究ではエストロゲンプロゲステロンという2つの女性ホルモンのバランスが崩れることが関係しているのではないかと言われています。

 

 

エストロゲンは、排卵の準備を行うホルモンです。

女性らしい身体を作り、

子宮内膜を厚くし、

自律神経のバランスを調整します。

 

プロゲステロンは、妊娠を助けるホルモンです。

 

 

生理前に増加するホルモンは、この「プロゲステロン」。

 

妊娠に備えて、身体が栄養を蓄えようとするため、食欲も増え、水分の排出も抑えられます。

なので、身体の中に余分な水分がたまって、むくむのです。

 

むくみは全身で起こり、起きる場所によって身体の不調が異なります。

 

下半身で起きれば⇒脚のむくみ

お腹周りで起きれば⇒腰がだるい、下腹部の張り

胸で起きれば⇒胸の張り

頭で起きれば⇒頭痛

 

そして、身体の中に余分な水分が増えるということは、

冷えやすくなります。

 

PMSでお悩みの方は、この時期は徹底的に水分を排出するように心がけください。

 

 

 

食事では、

カリウム(体内の浸透圧調整)やビタミンE(血液やリンパの流れを良くし新陳代謝を活発にする)を多く含む食材を積極的に摂りましょう。

 

カリウムを多く含む食品としては、キュウリ、スイカ、メロンなどのウリ類が有名ですが、

カブやバナナ、アボカド、サツマイモ、海藻類、キノコ類、大豆製品にも多く含まれています。

 

ビタミンEを多く含む食材は、アーモンドや落花生などのナッツ類の他、

ホウレン草、カボチャ、キウイ、イワシ、ウナギなどにも多く含まれています。

 

 

そして、この時期のマッサージは、指圧よりも、オイルマッサージがおすすめです。

指圧よりも、血液、リンパ液の流れが良くなる効果が高いからです。

 

お客様の中にも、通常は指圧・整体で、生理前は深部筋オイルマッサージ、というように、

ご自身の身体の状態にあわせて最適な施術を選択して受けられている方もいます。

 

そのお客様曰く、生理前は本当にオイルマッサージが合うそうです。

 

 

施術にはそれぞれ効果の特性があります。

是非、その時の身体の状態にあった施術を選択して、楽な状態をキープしていただきたいと思います。

 

 

足指の付け根の痛み(中足骨骨頭痛)  テーピングの方法をご紹介

【名古屋市千種区本山の整体・マッサージ テソラ治療院】

 

足の裏が痛くなる症状は、いくつかあります。
『中足骨骨頭痛』は、そのなかの一つで、足の指の付け根あたりに痛みが出ます。

 

この痛みの原因や、セルフケアの方法などをまとめてみました。

 

 

 

原因は『横アーチ』の低下

足の裏の痛みということで、『足底筋膜炎』じゃないかと間違う方もいらっしゃいます。

ですが、足底筋膜炎とは、痛みがおこる原因が違いますし、対処の仕方も異なります。

 

 

足の裏の痛み(足底筋膜炎) 原因&セルフマッサージ の記事はこちら

 

 

 

この痛みの原因は、ズバリ、横アーチの低下です。

 

 

横アーチってなに?

横アーチってなに?っていう方のために、簡単に説明しますね。

 

足にはアーチが3本あります。

一番有名なのが『内側縦アーチ

つまり、土踏まずです。

これは親指側~踵にむかってのアーチです。

 

同様に、『外側縦アーチ』というのもあります。

これは、小指側~踵に向かってのアーチ。

(土踏まずよりも低いので、あまり認識されていませんが)

 

 

もう一つが、今回のポイントになる『横アーチ』です。

これは、上の図の赤いところにあります。

親指~小指に向かって、横にアーチが存在しています。

 

アーチが低下する誘因とは

これらのアーチは、普段履いている靴や、年齢、遺伝などの影響をうけて低下してくることがあります。

そして、そのアーチの低下が、痛みにつながります。

 

また、普段はアーチが低下していない方でも、ウルトラマラソンなど長距離を走ることで、低下がみられることもあります

 

100キロを走るようなウルトラマラソンなどでは、足にかかる衝撃・負担が通常では考えられないものです。

そのため、アーチを作っている足の靭帯が緩んできて、アーチの低下が起こることもあります。

 

アーチがあることで、歩いたり、走った時の衝撃を逃がしてくれています。

ですが、アーチの低下はその機能が弱くなります。

それによって、足に負担がかかり、痛みにつながります。

 

おすすめのテーピング方法

 

足の裏に痛みがでたら、テーピングをして、アーチを補強することが大切です。

テーピングの方法をご紹介しますね。

その名も『8の字テーピング』

 

使うのはキネシオテープというテーピング。

伸縮性のあるものであれば、他のものでも構いません。

 

 

①足の甲の親指側から小指側に向かって引っ張ります。

 

②写真のように、小指側から親指に向かって引っ張ります。

 

 

③足の甲を小指側を通り、かかとの内側へ向かいます。

 

④かかとの内側から外側へまわり、親指に向かいます。

 

⑤足の甲の小指までくれば、ハサミで切って完成です!!

 

 

 

足の裏で『8の字』になっていれば成功です。

これでアーチの補助になります。

 

動画では、親指からの巻き方を紹介しています。

 

どっちなの?と思いますよね。

 

外反母趾が強い方は親指からスタート

内反小趾が強い方は小指からスタート

 

と思ってください。

 

 

ぜひ、参考にしてみてください。

 

 

 

足の裏の痛み(足底筋膜炎) 原因&セルフマッサージ

 

靴 かかと(外側)が減りやすい人の歩き方

 

足首の捻挫 いつまでも痛い

【名古屋市千種区本山の整体・マッサージ テソラ治療院】

 

多くの方が経験する『足首の捻挫』

 

通常、足首を捻って痛めても、正しい処置をしていれば、1~2週間もすれば腫れが引いてきます。

ですが、こじらせた結果、数か月経っても、痛みがとれないといったケースもあります。

 

骨が折れたり、欠けたりしていないのに、いつまでも痛いという場合の、原因と正しい処置についてまとめました。

 

足首の捻挫とは

足を捻った際に、足首を支えている靭帯を傷つけてしまうことを捻挫といっています。

 

『靭帯を伸ばした』と言われることも多いのですが、実際は、靭帯が部分的(もしくは完全)に

断裂した状態です。

 

靭帯に傷が付くため、その修復の反応して炎症が起こります。

腫れたり、ズキズキ痛むのは、その炎症のためですね。

 

捻挫直後の正しい処置

炎症とは、患部に血液をたくさん送って、修復に必要なものを届けるために必要な反応です。

 

ですが、過剰に血液を送りすぎると、足はパンパンに腫れあがり、ズキズキと痛みも強くなります。

 

そこで、炎症が過剰になりすぎないために、冷やすことが大切です。

 

氷よりも濡れタオルが有効

 

冷やし方にポイントがあります。

 

冷やすことをアイシングと言います。

基本的にアイシングは、氷やアイスノンなどで一定時間冷やし、しばらく経ったら、また一定時間冷やす・・・というのを繰り返します。

 

ですが、ここでおすすめするのは、濡らした手ぬぐいやハンドタオルです。

 

これを患部に当てるだけで十分です。

 

氷を使うことで、炎症は抑えることができます。

しかし、冷やしすぎることで、修復すべき組織の活動までが低下してしまいます。

結果、治りが遅くなってしまう可能性があるのです。

 

濡れタオルにすることで、過剰な血液の流れは抑えられます。(炎症が抑えられます)

しかし、冷えすぎないので、細胞の活動は活発に行われ、修復作業も進みます。

 

氷と違い、ずっと患部に当て続けることができるので、炎症対策にバッチリです。

 

動かさないために固定が大切

炎症があるときでも、移動するために、歩くことになります。

ですが、極力、患部への負担は減らしたいところです。

 

そういうときには、ガッチリとテーピングかサポーターで足首を固定してください。

これを怠ると、いつまでも腫れが引いてくれません。

腫れが引いたらマッサージ

数日経つと、徐々に炎症も治まり、腫れが引いてきます。

(症状の程度により、数週間かかることもあります。)

 

炎症がおさまれば、痛みは劇的に減ります。

もちろん、まだゼロではありませんが。

 

そうなれば、次は筋肉と関節をほぐす段階です

 

捻挫したことと、その後、固めていたことにより、足首周りの筋肉と関節のいくつかに硬さが出ています。

 

炎症が治まったのに、痛みが続くのは、この硬さが影響しています。

 

そこをマッサージしてほぐしてあげれば、痛みもなくなります。

(代表的な筋肉でいうと長腓骨筋・後脛骨筋ですね)

 

腫れがひいたら固定しない

炎症がなくなれば、テーピングやサポーターも役割が変わります。

ガッチリ固定していたものから、動きやすいものに変えます。

 

動きの邪魔はしないけど、足首の安定感が得られるものに変えます。

 

この時期ガッチリと固定すると、かえって筋肉や関節に硬さが出ます。

いつまでも痛みが続くのは、このケースが多いです。

 

スポーツで競技復帰を考えているなら、ここは大切なポイントです。

 

まとめ

捻挫の炎症がなくなれば、痛みはずいぶん少なくなります。

 

しかし、痛みが残るのは、捻挫の影響で、特定の筋肉と関節が硬くなっているためです。

そこをマッサージして、正常に戻してあげれば、痛みはなくなります。

 

炎症が治まったあとも、足首の固定を続けていることが、痛みが続く原因になることもあるので、注意が必要です。

 

セルフケアが難しければ、ぜひ、ご連絡ください。

 

 

 

四十肩・五十肩になったら、やっていはいけないこと        

【名古屋市千種区本山の整体・マッサージ テソラ治療院】

 

ある時期から急に肩に痛みを感じるようになるのがこの症状。

病院で『五十肩』と診断されたり、そうかもって心当たりがある方は、ぜひ読んでみてください。

なったなったときに、やってはいけないこと、気を付けたほうがいいことをまとめてみました。

 

五十肩ってなに?

これは、普段の肩こりとは違い、肩の関節周囲に炎症が起こります。

 

炎症の強さや場所によって、どの動作が痛いとか、治るまでの期間に差が出ます。

腕が上がらなくなる人もいれば、後ろに手が回らない人も。

ひどいケースでは、痛くて夜寝ていても目が覚めることも。

 

五十肩のとき、やってはいけないこと

五十肩といっても、炎症の程度や、痛みの強さはそれぞれ。

特に気をつけなければならないのは、五十肩になりたてのころ

この時に、対処を間違うと、治るまでに時間がかかったり、悪化することもあります。

 

そのやってはいけないのは、次の5つ。

 

 

痛みや違和感があるけど、エクササイズ

『肩が痛いのは、筋肉が落ちてきたからだ』という発想になると、ついついやってしまうのが筋トレ。

インナーマッスルを鍛えましょう!!って整形外科で言われることもあります。

 

 

でも、これは順番が違います。

痛みが出ているときは、鍛える時ではありません。

まずは、凝り固まった筋肉をやわらかくするのが先決です。

 

 

 

痛みの原因となっている筋肉をほぐして本来の状態に戻しましょう!

エクササイズは、痛みがなくなってからです。

 

 

 

 

痛いのを無理してストレッチ

鍛えるのがダメなら、ストレッチはどうか。

鍛えるよりはいいですが、これにも注意が必要です。

 

 

 

決して、痛みをがまんしてまでやってはいけません。

それによって、かえって筋肉が硬くなることや、関節の炎症が広がることもありますので。

 

 

 

基本的には、気持ちいい程度にとどめてください。

『可動域を広げよう』とか、早く効果を求めると、ついついやりすぎてしまいます。

せっかちの方は、気を付けてくださいね。

 

 

 

荷物・かばんを持つ

ついついやってしまうのが、荷物やかばんを持っちゃうこと。

痛くても、いつも持っている癖が抜けないんですね。

 

 

かばんを持つだけでも、肩まわりの筋肉に負担をかけます。

いつも頑張って硬くなった筋肉を休ませる必要がありますから、できるだけ反対の手で持ってくださいね。

 

 

 

痛い方の方を下にして寝る

寝るとき、横向きが多い方は要注意。

痛い方の肩が下になることで、負担が増えることも。

そういう時は、枕の高さで調節してみてください。

 

いつもの枕に、たたんだタオルケットを重ねます。

そうすると、下になった肩の負担が減りますよ。

 

 

座っているとき、肘をつく

ソファなどに座ると、ついついひじ掛けに肘をついちゃう方。

自分の身体を支えるために、肩甲骨まわりの筋肉が頑張るので、よけい硬くなっちゃいます。

どうしてもやりたい場合は、反対側です。

車の運転の時も、同じですよ。

 

 

いくつか代表的な例をまとめてみました。

参考にしてみてください。

 

四十肩・五十肩 いつまで続く?

 

電話・LINE予約バナー