ほとんどの乗り物がダメ 重度の乗り物酔い

症例・症状ブログ

名古屋市千種区本山のテソラ治療院です。

今回は、当院の施術で乗り物酔いの症状が改善できた症例をご紹介します。

 

小学5年生の女の子です。

 

かなり重度の乗り物酔いで、車やバスはもちろん、電車、飛行機など、ほとんどの乗り物に酔ってしまいます。

乗って数分で気持ち悪くなり、そのまま嘔吐。

吐いてからもずっと気持ち悪いままで、回復しません。

酔い止めの薬も試しました。

しかし、薬を飲むと、それだけで気持ち悪くなってしまうので薬は使えません。

 

今度、小学5年生の学校行事で、中津川での野外合宿があります。

目的の中津川まで、バスに1時間以上に乗ることになります。

その行事までに、少しでも乗り物酔いを改善したいと来院されました。

 

乗り物酔いの症状改善は、アレルギー・過敏症治療(アラテックセラピー)での施術になります。

アラテックセラピーの説明はこちら→アラテックセラピーについて

 

症状が改善するまでに、数回の施術が必要になります。

回数を重ねるたびに、症状が改善されていくイメージです。

 

施術後は、どれくらい改善できたか、無理のない範囲で試してもらいます。

それを、次回以降の施術の参考にします。

 

 

施術2回目の後、車で家族旅行をされました。

本人は乗り物酔いが緩和していることを実感したようです。

以前のつらさを10とすると4になりました。(症状スケール10→4

しかし、この日もやっぱり嘔吐したそうで…。

10から4になって、まだ嘔吐とは、なかなかの重症っぷりです。

 

 

施術3回目の後は、バス(片道約30分)に乗って試しました。

すると、行きは約30分乗車しても、吐かずに乗ることができました。

これで安心したのか、帰り(約30分)は、バスの中でパンフレットを見ていたようで、さすがに少し気持ち悪くなったようです。

これは、普通の方でも気持ち悪くなりそうなので、仕方がないですね。

 

一緒に乗っていたお母さまが、『酔うからやめたら』と言っても、『大丈夫』と言って聞かなかったそうです。

酔わなくなったので、気持ちにも余裕が出てきている証拠ですね。

この時点で、乗り物酔いの症状スケールは10→1ということでした。

 

 

さらにもう1回施術し、全部で4回の施術

乗り物酔いに効果のあるツボも教えて、前日の寝不足にも注意するよう伝えて。

これで、できることはやりました。

ただ、中津川までは、長時間の山道ということもあり、私も祈るような気持ちでした。

 

 

 

その後、下記のようにご報告がありました。

 

中津川は、往復とも嘔吐することなく、元気に帰ってきました。

帰りのバスでは少し気分が悪くなったようでしたが、バスを降りたら今までよりも早く回復しました。

それ以降、車で1時間半位の距離を乗りました。

今まで心配で袋をもって乗っていましたが、普通に乗れました。

帰りは気分が少し悪くなりました。」

 

帰りがまだ少し症状が出る様子でしたが、成功体験が増えてくれば、だんだんと気にならなくなることも多いです。

一旦、これで終了です。

 

 

旅行に行くたびに吐いてしまうのは、かなり辛いですよね。

しかも学校行事で、お友達の前で吐いていしまうというのは、さらに辛い経験になってしまいます。

症状の強さによって、施術回数は異なりますが、多くの方が改善しています。

乗り物酔いで悩まれている方は、是非一度ご相談下さい。

 

大人の乗り物酔いが改善