膝が痛くて病院に行き、『変形性膝関節症』と診断された70代の女性。
診断されたのは、もう6年ほど前です。
(※写真は本人のものではありません)
病院のリハビリに通っていたのですが、変化がないということで、テソラ治療院に紹介で来ていただくようになりました。
来ていただいてもう4年ほどになります。
来院当初は、痛みのせいで、足を引きづるような歩き方になっていました。
電車で座っていて、さあ降りようと立ち上がろうとしても、痛くてすぐには歩けない。
だから、駅に着く少し前から、立って準備をするんだそうです。
変形していない反対の脚も、かばって歩いているせいで、痛くなってきていました。(>_<)
しばらく通っていただくと、歩き方が少しずつ変わってきました。
膝をつっぱるようにして歩いていたのが、膝をやわらかく使えるようになってきました。
そして、電車でもすっと立ち上がることが出来るようになってきました。
だんだんできることが増えてくると、ご本人も希望が見えてきます。
もう悪くなるばかりかもと思うとつらいですよね。
でも、良くなるんだと思えると、行動も前向きになります。
すると、表情も明らかに変わってきます。
変形性膝関節症と診断されるということは、膝を構成する骨に変形がみられるということです。
この変形を元に戻すことはできません。
しかし、変形の程度が軽ければ、このように症状や痛みが楽になっていきます。
膝の関節に変形があっても、足首や股関節の状態をよくすることで、膝の負担を減らすことはできます。
膝の変形は、そのまま放っておくと、どんどん進行していきます。
そして、いずれ手術が必要になってきます。
しかし、膝の動きを制限している筋肉をマッサージでほぐし、足首や股関節などの動きを正常にすることで、今以上の変形を防ぐことは可能です。
痛みでお悩みの方、一度ご相談ください。