いつまでも治らない肘の内側の痛み

2025年6月9日 症例・症状, ブログ

\ この記事の内容 /

名古屋市千種区・本山のテソラ治療院です。

肘の痛みというと、「テニス肘」や「ゴルフ肘」という言葉を聞いたことがある方も多いかと思います。
ところが、肘の痛みの原因は一つではありません。

今回は、「鼻をかむ動作で肘の内側が痛む」 という、一見不思議なケースをご紹介します。

患者さまのご様子

50代の女性。
約1年前、庭木の剪定を頑張ったのをきっかけに、肘の内側に痛みが出始めまし
それ以来、痛みが出たり治まったりを繰り返しており、最近またぶり返してきたとのことでご来院されました。

特に気になっていたのが、「鼻をかむ動作で肘が痛む」 という症状です。
鼻をかむとき、指でティッシュをしっかり押さえますよね。 あの何気ない動作が、肘の痛みを引き起こしていたのです。

なぜ「指の動作」が肘の痛みにつながるのか?

指を曲げる筋肉は、指先だけにあるわけではありません。

浅指屈筋(せんしくっきん) という筋肉は、前腕の内側から始まり、4本の指の中節骨まで伸びています。
つまり、指を動かすたびに前腕の筋肉が働いているのです。

庭木の剪定では、ハサミを握る・枝を引っ張るといった動作を長時間繰り返します。
この積み重ねで浅指屈筋や手のひらの筋肉が慢性的に硬くなり、筋肉が付着している肘の内側(上顆)を引っ張り続ける状態になっていました。

そこに「鼻をかむ」という指を使う動作が加わると、すでに疲弊した筋肉がさらに収縮し、肘の内側に痛みが走る——というわけです。

施術の流れ

今回は、手のひらの内在筋(虫様筋・骨間筋)と浅指屈筋を丁寧にゆるめる施術を行いました。
前腕の深部にある筋肉の硬さをほぐし、指〜前腕〜肘の内側へとかかっていた牽引ストレスを解放していきます。

施術後、鼻をかむ動作を確認していただくと、痛みがすっかりなくなりました。

再発しないために——セルフケアもお伝えしました

浅指屈筋や手のひらの筋肉は、スマホ操作・パソコン作業・家事など、日常生活の中で常に使われ続ける筋肉です。
そのため施術の効果を長持ちさせるために、ご自宅でできる簡単なストレッチもお伝えしました。
また、今年の庭木の剪定は無理をせず控えていただくよう、生活面でのアドバイスもお伝えしました。

「肘が痛い=肘が原因」とは限りません

今回のケースのように、肘の痛みは肘の内側・外側のどちらにも、さまざまな原因があります。

痛い場所だけをケアしても根本が変わらなければ、同じ動作でまた繰り返してしまいます。

名古屋市千種区・本山のテソラ治療院では、肘だけでなく手首・肩・背骨まで含めた全身の連動を確認しながら、「なぜその場所に負担が集まっているのか」を丁寧に見極めて施術方針を立てていきます。

「肘の痛みが長引いている」「湿布や安静にしても繰り返す」という方は、ぜひ一度ご相談ください。

👉 肘の痛みの施術の詳細は【肘の痛み 症状ページへ】

👉ご相談・ご予約は→【指圧・整体のコースへ】

電話・LINE予約バナー