昨年、愛媛県にお住いの方から問い合わせがありました。
『一年前に膝に人工関節の手術をしたんだが、それ以来、手術した側の膝のむくみがとれない』ということでした。
『そちらで改善可能か?』と。
今までも、同様の症状の方を施術させていただいていますし、みなさん改善しています。
それを伝えると、『じゃ、行きます!』ということに。
え、えひめから!?
県外の方も来られますが、三重県と岐阜県までです。
それを、四国からとは。
『一回で良くなるわけではないですよ』と伝えても、『わかってます。でも受けたいです。』と言っていただき。
正直、プレッシャーも感じますが、やれることは普段とかわりません。
お近くの方でも、遠方の方でも、ベストの施術を行うだけ。
一回目の来院。
まず、確認させていただくと、確かに手術痕の周囲にむくみが強く出ています。
左右の膝で比べると、全然違うのがよくわかります。
今も、病院のリハビリや鍼灸院に通っていますが、むくみに変化はありません。
施術では、皮膚のつっぱりをとるように、オイルを使ってマッサージしていきます。
始めは、皮膚がつっぱっているので、少し痛みを感じていらっしゃいました。
それが、皮膚のつっぱりがとれてくると、痛みもなくなります。
施術直後は、まだむくみは残っています。
でも、この皮膚のつっぱりをとることが大切なんです。
そうすることで、体液の循環がスムーズになります。
この体液の流れが悪いことが、むくみにつながっているケースが少なくありません。
なので、毎日、やっていただくセルフケアもお伝えしました。
で、それから3週間後、2回目の来院。
膝の状態を確認すると、膝のむくみが取れていました!!
左右の膝を比べても、むくみはありません。
セルフケアも毎日やっていただいたようです。
むくみがスッキリしたので、この日は、膝の施術だけじゃなく、足首や股関節、腰にもアプローチ。
膝に人工関節が入ると、動きの制限がでます。
これは仕方がありません。
それによって、反対側の脚や、腰にも負担がかかりやすくなります。
実際、階段を降りるときには、反対側の股関節が痛くなることがあるようです。
その負担を減らすように、施術させていただきました。
一番の悩み『膝のむくみ』が改善でき、喜んでいただきました。
わたしもとっても嬉しいですし、ホッとしております。
この仕事は、本当にやりがいを感じます。
そして、そのためには、目の前の方が楽になったと喜んでもらえるように、もっともっと腕を磨いていこうと思います!