更新するのが遅くなりましたが、前回のつづき。
肘が下がる原因は何か。
またまた、お母さんが撮ってくれていた試合の投球フォームを確認すると、上半身の開きが早いのが目立ちます。
この場合、肘が下がりやすくなります。
話を聞いていくと、脚を踏み出すとき(左ピッチャーの彼の場合は、右脚になります)に、股関節にうまく体重を乗せられないということも。
身体をチェックすると、たしかに右の股関節の動きが硬くなっています。
股関節の可動域が広がり、右の股関節にうまく体重が乗せられるようになれば、踏み込んだ時にグッと踏ん張れ、上半身の開きも遅らせることができるのではないか。
それができれば、肘の下がりも抑えられるのでは。
この日は、肘の治療に加え、股関節の可動域を改善するように施術し終了です。
次回来るまでの間、股関節に乗る感覚を確認しながら投げてもらうようにお願いしました。
これで、肘の調子はどう変わるでしょうか。
そして、それから3週間たっていますが、肘の痛みは出ていません。
ですから、彼の場合は、肘だけの問題ではなく、踏み込み動作が影響していたんですね。
夏の大会までもう少し。
しっかりサポートしていきます!