マラソン前の「片方の太ももの裏の痛み・ツッパリ感」|改善した50代女性ランナーの症例

症例・症状ブログ

【名古屋・本山】マラソン直前、50代ランナーを襲う「太ももの裏のツッパリ」
それは本当に肉離れでしょうか?
今回ご紹介する当院に来院された女性ランナーは、太ももではなく腰と骨盤の機能不全が原因でした。
太ももを一切揉まずに改善した驚きの症例と、ランナーが知っておくべき根本原因を、千種区本山のテソラ治療院が徹底解説します。

マラソン前に増える“太ももの裏の痛み・ツッパリ感”にご注意ください

マラソンに向けて練習量が増えてくると、

  • 太ももの裏が張る

  • ダッシュで“ピキッ”とした

  • 走り続けられるけれど違和感が残る

といった ハムストリングスの痛み・ツッパリ感 を訴える方が増えます。

名古屋市千種区・本山のテソラ治療院にも、大会直前に「なんとか間に合わせたい」というランナーが多く来院されます。

実はこの痛み、太ももの裏そのものではなく、腰・骨盤の問題が原因のケースが非常に多くあります。

症例紹介|ダッシュ時に“ピキッ”とした50代女性ランナー(ハムストリングス痛)

患者:50代・女性ランナー
普段から走り込み、フル・ハーフマラソンの経験豊富な市民ランナー。

■発症状況

数週間前のインターバルトレーニング(ダッシュ)で、右太ももの裏に「ピキッ」という鋭い違和感。

  • その後も軽い痛みやツッパリ感が続く

  • 走れるため練習は継続

  • 大会は数日後に迫っている

まさに「今なんとかしたい」タイミングで来院されました。

検査で分かった“本当の原因”|太ももではなく腰・骨盤の機能不全

テソラ治療院では、痛む場所だけでなく 全身の動きのつながり を評価します。

🔍動作検査

前屈のときに、右太ももの裏にだけ強めのツッパリ感。

それ以外の動作チェックでは、ツッパリ感は出ません。

🔍触診・関節検査

  • ハムストリングス自体に損傷所見なし

  • 腰椎5番(L5)と仙腸関節のわずかな機能低下

  • 右のお尻(中殿筋など)に強い硬さ

腰・骨盤とお尻の緊張が原因の関連痛 と特定できました。

テソラ治療院の施術|太ももを揉まずに痛みが消えた理由

■施術ポイント

  • 動きが悪かった腰椎5番と仙腸関節の調整

  • 過緊張を起こしていた 右中殿筋の専門的アプローチ

■施術後のチェック

再度前屈していただくと…

👉 「さっきまでのツッパリ感がない!」

実際に痛い部分を触らなくても改善できた理由は“腰・骨盤 → お尻 → 太もも裏”の筋連動の仕組み にあります。

今回の施術では 太ももへのアプローチは必要ありませんでした。

なぜ「走り方の左右差」で太ももの裏が痛くなるのか?

今回の患者様のような症状には共通したパターンがあります。

右足の踏み込みが強い“走り方の癖”

走行時、お尻(中殿筋)は股関節を安定させる非常に大事な筋肉です。

しかし踏み込みが片側だけ強くなると…

  1. 1.右のお尻だけが疲れやすくなる

  2. 2.お尻が硬くなり、骨盤の動きを制限

  3. 3.骨盤の動きが制限される

  4. 4.太ももの裏に必要以上の負担が集中

  5. 5.“ピキッ”とした関連痛が発生

この「負担の積み重ね」が、今回の痛みにつながっていました。

ランナーが今すぐできる太もも裏の痛みセルフケア

太ももの裏(ハムストリングス)のストレッチをしているのに症状が改善しない場合は、今回のように腰・骨盤からの影響が考えられます。

🏠セルフケア(1分)

仰向けで寝て、テニスボールを骨盤の真ん中&少し右にに当ててください。

その周辺で、イタ気持ちいところを探し、体重をかけていきます。

ポイント

  • 痛気持ちいい強さ

  • 30秒〜1分でOK

  • レース直前に強くやりすぎないのがポイント

まとめ|太ももの裏の痛みは“本山のテソラ治療院”へご相談ください

太ももの裏の痛みは、「年齢」でも「走り込み不足」でもなく、フォームの癖や骨盤の機能低下が原因 のことが多くあります。

名古屋市千種区・本山のテソラ治療院では、

  • 走り方の左右差

  • 関節の微妙な動きの悪さ

  • お尻〜太ももの筋連鎖の乱れ

まで含めて丁寧に評価し、痛みの“本当の原因”から改善するランナー専門の整体 を行っています。

ランナーの皆さまが大会を笑顔で迎えられるよう、万全のサポートをいたします。

気になった方は、ぜひご連絡ください。

 

ランニングでのお悩みはこちら→指圧・整体 基本治療コース