施術をする時には、背骨や骨盤の歪みを確認させていただいています。
それは、『歪み』が症状と関係していることが多いからです。
そもそも、背骨や骨盤の歪みは、普段の姿勢や、身体の使い方の習慣によっておこります。
座り方や、立ち方、寝かたなどですね。
具体的にいうと、
運転のとき、つい左肘をついてしまう。
立つときに、右足に体重をかける癖がある。
右を下にしての、横向きで寝ている。
などなど。
ですから、からだの歪みを見ることで、その方の普段の姿勢や癖も分かってきます。
そこで、施術の際、心掛けていることがあります。
それは、患者様自身に、ご自身の身体の使い方の癖を自覚していただくことです。
施術で歪みが改善されても、原因となる癖がそのままでは、また同じように歪んできます。
ちょっとした何気ない癖を直すことが、痛みや症状の再発予防には大切です。