大人の乗り物酔い
乗り物酔いに悩んでいた教師が、修学旅行の引率を不安なく迎えられた話
名古屋市千種区・本山 テソラ治療院です。
今回は、乗り物酔いが改善した症例について。
「ブランコに乗っても酔ってしまう」
そう話してくれたのは、30代の女性教師の方です。
子どものころから乗り物酔いがとにかくひどく、車・電車・バス・飛行機、あらゆる乗り物で症状が出るとのことでした。
来院の直接のきっかけは、秋に控えていた修学旅行の引率。
移動はバスが中心になるため、「なんとか改善したい」と相談に来てくださいました。
なぜ乗り物酔いが起こるのか
乗り物酔いは医学的に「動揺病」と呼ばれています。
乗り物の揺れによって、耳の奥にある三半規管(平衡感覚を担う器官)と、目から入ってくる視覚情報にズレが生じることで、脳が混乱し、吐き気・めまい・冷や汗などの症状が起こります。
ただ、長年にわたって繰り返し症状が出ている方の場合、もう一つの要因が関わっていることがあります。
脳が「揺れ=危険」と誤って記憶してしまっていることです。
一度そのパターンが定着すると、乗り物に乗るたびに自動的に防御反応が起動し、ごくわずかな揺れや匂い・密閉感だけでも強く反応するようになります。
この方のように「ブランコでも酔う」という状態は、まさにこの過剰な神経反応が慢性化していると考えられます。
アラテックセラピーとはどんな施術か
当院では「アラテックセラピー」という施術を行っています。
アメリカの鍼灸師によって開発された施術法で、体が”危険と誤認識しているもの”を再学習させることを目的としています。
乗り物酔いへのアプローチとしては、揺れに対して過剰に反応してしまっている神経系のパターンを整えていきます。
痛みはなく、服を着たまま受けられる施術です。
酔い止め薬は「症状を抑える」ものですが、アラテックセラピーは「脳の誤認識そのものを整える」という、異なる角度からのアプローチです。
もちろん、薬との併用も可能です。
▶アラテックセラピーについてはこちら→アレルギー・過敏症治療(アラテックセラピー)のコース
施術の経過
今回は1回の施術を行い、しばらく経過を観察していただくことにしました。
施術から2週間後、修学旅行の前に京都へ行く機会があり、新幹線とバスを利用されました。
結果は——
「移動中、今まであったような気持ち悪さがまったくなかった。
下を向いてスマホを操作していても平気で、食欲もあり、快適な旅でした」
この変化はとても印象的でした。
スマホを下向きで操作できるというのは、酔いやすい方にはかなりの「難関」です。
それが全く問題なかったというのは、神経系の反応がしっかり整ってきている証拠と言えます。
修学旅行の前に効果を実感できたことで、本番の引率も安心して迎えられそうとのことでした。
乗り物酔いは「慣れれば治る」と思われがちですが、長年改善しない方の場合、慣れの問題ではなく神経系の過剰反応が根本にあることが少なくありません。
「検査では異常なし」と言われても毎回つらい思いをしている方、薬を飲んでも完全には防ぎきれないという方は、ぜひ一度ご相談ください。
▶乗り物酔い改善の施術の詳細はこちら→乗り物酔いの症状ページ
ご本人の喜びの声です。
患者さんの喜びの声
幼少期から乗り物酔いがひどく、ブランコに乗っていても酔うレベルでした。観光バスでは、「すぐに寝ないと周りに迷惑をかけてしまう…」と思い、毎回出発から5分以内に寝るようにしていました。そのため、移動で公共交通機関を利用するのが嫌いでしたが、今回施術後に行った旅行では、電車やバスでスマホを見ていても何もなく、楽しむことができました✨ 今後は、自分の運転以外の方法でも、遠出を楽しめそうです♪ ありがとうございました!



















