今日は、最近購入した本をご紹介します。
『運動器疾患の「なぜ?」がわかる臨床解剖学』 医学書院 定価4,830円
医学書になるので、一般の方ではなく、治療に携わっている方や治療家を目指す学生にオススメです。
学校で教わる解剖学だけでは、臨床に活かすことはできません。
もちろん、最低限必要な知識ですが、それは、単に名前を覚えただけですから。
実際に必要となるのは、痛みや症状がどうして起こったか、またどうすれば改善できるかを理解することです。
この本は、いくつかの症状を取り上げ、それらを解説しています。
例えば、『イスから立ち上がる時に、鼠径部に痛みを感じる』といった訴えのケースです。
経験上、お尻の奥の筋肉(外旋六筋)の緊張をほぐすと楽になるのを知っています。
ですが、適切な説明はできませんでした。
それについても書かれていたので、うれしくなってしまいました。
詳しく知りたい方、ぜひ、読んでみてください。