症例 32   ばね指    (名東区 60代 男性)

 

今回は、『ばね指』の症状に対してのアプローチです。

 

 

この方、もともとは腰痛の治療で来られていました。

 

 

その腰痛が落ち着いてきた頃に、『じつは、指も・・・。』ということに。

 

 

 

 

まずは、『ばね指』の簡単な解説から。

 

 

指を曲げて、伸ばそうとすると、指がばねの様になってうまく伸びず、ひどい場合には急に指が伸びたときに痛みを伴ったりします。

 

 

一般的には、腱鞘炎が進行するとおこると知られています。

 

 

 

ばね指.jpg

 

 

 

この方は、半年前から、左の人差し指に『ばね指症状』が出てきたようです。

 

 

この方の場合は、『示指伸筋』という人差し指の筋肉が硬くなっていることが原因でした。

 

 

この筋肉を丁寧にほぐしていくことで、ばね指の症状が和らぎます。

 

 

施術後は、効果を持続させるため、円皮鍼(シールの中心に、ホントに小さな『はり』がついています。)を貼って終了です。

 

 

 

 

円皮鍼2.JPG

 

 

 

その後、施術を重ね、日常はほとんど気にならないくらいに改善しました。

 

 

この方は、9回の施術を行いました。

 

 

改善がみられるまでの回数には、その時の状態にもよりますし、場合によっては、ステロイド注射をおすすめすることもあります。

 

 

 

  

確認させていただければ判断できますので、一度、ご相談ください。