今日は、しゃっくりについて解説します。
患者さんとお話していて、しゃっくりの話題になりました。
地域性もありますが、しゃっくりの対処法も、いろいろ言われています。
『びっくりさせる』、『水を飲む』などが一般的でしょうか。
では、そもそも、しゃっくりとはなんでしょうか。
ズバリ、『横隔膜の痙攣』です。
呼吸の際に働く『横隔膜』が収縮し、さらに声門(声帯のすきま)閉じることが、同時に起こるとしゃっくりになります。
これを抑えるには、横隔膜に関係する神経(横隔膜神経)へのアプローチが効きます!
首の後ろ側にそのポイントがあります。
自分でやる場合には、『のどぼとけ』を確認し、そのちょうど裏側を触ってみてください。
そして、そのあたりを押しながら、上を向いてみてください。
ポイントがあっていれば、かなりの確率で、止まりますよ!